2021年に創業110周年を迎えたセーラー万年筆。
「万年筆というものを生まれて初めて見たときの心のときめきは、言葉で言い表せないほどだった。」そう語った創業者の阪田久五郎は、広島県の軍港都市・呉で日本初の14金製ペン先の国産万年筆の製造に着手。それよりセーラー万年筆は「国産万年筆の生みの親」として知られるようになりました。
極上の書き心地と書く楽しみを追究し、独自の技術力で未開拓の海を航り続けるセーラー万年筆にとって、要(かなめ)ともいえる「ペン先」の製造現場を取材させていただくことに。広島県呉市のセーラー万年筆広島工場に伊東屋取材クルーが潜入!
※この記事は2022年9月に行った取材をもとに作成しています。
【interview】
スペシャルニブ職人 藤川のぞみさん
もっともっとセーラー万年筆について知りたくなった取材クルーが、セーラー万年筆の顔ともいえるスペシャルニブを手掛けるペン先職人さんに追加取材に行ってまいりました。匠の技が光るスペシャルニブを手掛ける職人さんの素顔に迫ります。
【interview】
スペシャルニブ職人 屋敷尚紀さん
「【interview】スペシャルニブ職人 藤川のぞみさん」の記事に引き続き、今回の記事ではセーラー万年筆広島工場で働くスペシャルニブ職人・屋敷尚紀さんをご紹介します。
昨年の工場見学でもペン先づくりの作業場を見せていただきました。あれから1年、環境や業務内容に変化があったという屋敷さんにお話を伺いました。