#clipmycolor ＃3「伊東屋と身に着ける赤」

お気に入りの色を"clip"する「#clipmycolor」

「色彩屋さん」を目指す伊東屋が、そのシーズンで選んだテーマカラーについてのこだわりをインスタグラムやコラムを通してお話しします。

12月～2月のテーマカラーは「赤」
第三弾では身に着ける赤をご紹介します。
赤は自然と視線を引き付ける色。パッとその場を華やがせることのできる色です。

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◆色からパワーをもらう

赤はエネルギーを象徴する色。色の中でも特に目を引く力を持つ鮮烈な色です。

幼い頃、大きくて熱そうな太陽を見て、クレヨンや色鉛筆を用いては、その姿を赤色で表現していました。
ほかにも、炎、生命。
それらは「エネルギー」と呼ばれる何か絶大なパワーを秘めていて、そういったものを私たちは赤で表すことがあります。
そして、赤という色を介してその大きなパワーを感じて、受け取るのです。

色が人の気力や体力に与える影響は大きくて、色を身に纏うとパワーをもらえます。
「なりたい自分になれる」なんて、まるで憧れのヒーローやヒロインの変身みたい。
「この色ってどんな色なんだろう」と自分に合わせてみるのが楽しいのです。

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カラーチャートの「カーディナルレッド」という色は、北米などに生息する赤い鳥(学名：Cardinal)から名付けられました。
この鳥の名前の由来は、カーディナルが英語で「枢機卿」を意味し、彼らは赤い礼服を身に着けます。
その鳥がまるで枢機卿の赤い衣を身にまとうかのような見た目で、人々からよく親しまれ、そう呼ばれるようになりました。

くっきりと浮かぶカーディナルの赤は、存在感を放ちながら周囲の視線を引き付け、軽やかに、力強く羽を広げて空高く飛び立ちます。そして、鮮やかさの中にもどこか凛として落ち着きのある佇まい。これから始まる幾多の冒険に立ち向かう信念、秘めた闘志、きっと上手く行くという自信を感じさせてくれます。