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Come and See Our show ~魔法にかかる瞬間~

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マジックショーへようこそ
伊東屋では、お客様が魔法にかかったような素敵な体験をしていただけるように
様々なマジックをご用意しております。

羽ばたく鳥のように、大切な人への想いを届ける手紙
鮮やかに華やかに、あなたの気持ちを包むラッピング
共に時を刻み、あなた好みに染まっていく手帳

伊東屋という舞台で私たちの魔法にかかってみませんか。

秋のウィンドウディスプレイ「Come and See Our show」2021年8月末~11月上旬
先日まで設置されていた本店のウィンドウディスプレイ、ご覧いただけましたか?
このディスプレイは、コロナ禍でも伊東屋は明るく前向きな姿勢で、
自信を持って楽しいことを考え・実行しているという意思と、
伊東屋はエンターテイナーとして、お店を舞台にお客様へワクワクするショーを届けます!
という想いを、お客様に伝えられるように意識し制作しました。

このディスプレイでは、店員の手をマジシャンの手と仮定し
BOXの中で商品やサービスに手品を仕掛け、素敵なものに仕立て上げる様子を表現しました。
そんな伊東屋の魔法がかけられた商品やサービスで、
お客様の心をもぱっと明るく盛り上がってもらえたらと考えています。

この記事ではウィンドウディスプレイの詳しいご説明とともに、
お店で実際に起こった「魔法にかかったような素敵な体験」のエピソードをご紹介していきたいと思います。
※こちらのウィンドウディスプレイは既に終了しています。

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左上:G.Itoya 8階 CRAFT
お客様からお預かりした大切な贈り物。
送り主への想いも一緒に素敵なラッピングにいたします。
(箱から覗くハートはあなたの気持ち)

ラッピングスタイリストは贈りもののシーンやお相手のイメージをお聞きして、
世界にひとつのラッピングをする伊東屋のサービス。
日本から海外へ帰国するお知り合いにプレゼントする浴衣のご相談では、
雰囲気に合わせた友禅紙と帯をイメージした包み方で「日本での日々を忘れないでほしい」
というお客様のメッセージをラッピングにも込めることが出来て、とても喜んでいただけました。
また、毎年ホリデーシーズンには熱心なサンタさんがプレゼントをお持込みくださることもしばしば。
大切な思い出のお手伝いができるとても幸せなお仕事です。

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左中:G.Itoya 7階 COLOR
想像を形に変える道具をご提案。
一筆で描いた円を潜ったトラがカラフルなシマシマに変身!

種類も色も豊富な画材は、お客様のお品物選びをお手伝いすることの多いアイテム。
メーカーや種類ごとの違いをご説明し、試していただき、お客様が描きたいものや
作り出したいものにぴったりの道具を見つけられたときはこちらも嬉しい気持ちになります。
油性色鉛筆の多色セットを探しにいらしたお客様に、二つの海外ブランドの違いをご質問いただきました。
その国の象徴的な景色になぞらえて色味の特長をそれぞれご説明し、
イメージに合ったお好みの色鉛筆を選んでいただくことができました。
また、水性の色鉛筆をご案内する際に実施に水をつけたときの変化をお見せするとその鮮やかさに驚かれていました。
お客様のお探しのものをご提供できることももちろんですが、
新しい出逢いをご提案できることもお店ならではの喜びだと思います。

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左下:G.Itoya 4階 CARRY
お客様ひとりひとりにあった手帳を見つけ出します。(お選びします)
持ち主に渡ったシステム手帳は、言葉が浮き上がり持主色へ染まっていきます。

限定カラーのターコイズと落ち着いたブルーのシステム手帳でお悩みのお客様。
お仕事で使われる場面が多いということだったので、より落ち着いたブルーの色味をおすすめしました。
ブルーのカラーイメージの中には冷静さ・誠実さを表す言葉があり、
クリーンで良い印象を与えやすいので、これからのお仕事も順調に進みそうですね、
と後押しさせていただくと、とても喜んでいただけました。
手帳を選ばれるとき、お客様は未来にそこに何を書けるのか、
期待や希望も一緒に持って帰っていらっしゃるのだと思います。
この先の未来でブルーのシステム手帳がお客様の仕事の助けになっていることを願います。

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右上:K.Itoya B1階 FRAME
どんな形のものでもみるみるうちにフレームにキチンと収まります。
それはまるで七並べのように。

額装サービスでは写真はもちろん、ご自身で描かれた作品や大切な思い出の品など、幅広いご相談を承っています。
一生に一度しか描けない記念すべき一枚ということで、
お子様が初めて描かれた絵をお持込みいただいたお客様もいらっしゃいました。
飾られるお部屋に合うようシンプルでシックな雰囲気に、でも遊び心は忘れずに、というご要望。
グレーのフレームとマット台紙を組み合わせ、スケッチブックのギザギザの切取り部分をあえて残して仕上げました。
マットのお色味をじっくり選ばれるこだわりの強いお客様でしたが、
以前のご注文からお好みに合わせてご案内し、納得して選んでいただくことができました。
こだわりのある方の思い入れのあるご注文をかたちにでき、嬉しい気持ちになりました。

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右中:G.Itoya 3階 DESK
1、2、3! (ワン・ツー・スリー)
バラ色のペンが欲しいと思った瞬間、バラが万年筆へ早変わり!
あなた好みのペンをお作りいたします。

お好みのペンを作ることができる「マイマイティー」のサービス、
バラエティ豊かな品揃え、メンテナンスのサービスなど、
筆記具は伊東屋の中でも特に我々が誇りを持ってご案内しているアイテムです。
ご友人の誕生日プレゼントでガラスペンを選ばれたお客様は、合わせて星座モチーフのインクの中からガラスペンと同じターコイズ色を選んだところ、なんと贈る相手の方の星座である天秤座の色!
運命的な組み合わせにお客様と一緒に嬉しい驚きを感じました。

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右下: G.Itoya 2階 SHARE
選ばれた封筒は気持ちのこもった手紙とともに鳥になり、
伊東屋から、羽ばたいてゆきます。

遠くに住むあの人へ、改めて思いを伝えたい身近な人へ、手紙だからこそ伝わる気持や言葉がきっとある。
伊東屋では幅広いグリーティングアイテムで想いを伝えたい方の背中を押すご用意をしています。
結婚式で読むご両親へのお手紙用のレターセットを選びにいらしたお客様に、
ドレスに合うようにレースの封筒と便箋をおすすめ。
加えて手紙を書くペンもご相談いただいたのでせっかくの大切なお手紙ということで万年筆をご案内しました。
人生の大切な場面において、文房具を通して幸せのお手伝いが出来るのは本当に光栄なことです。
お会計の最後に「ありがとうございました」に加えて「おめでとうございます」とお伝えしました。

お店という舞台でお客様にワクワクした時間を過ごしていただけるよう心がけている私達ですが、
時にはお客様から素敵な瞬間を届けていただくこともあります。
ご年配の男性のお客様が、万年筆の修理を受け取りにご来店。
シルバーボディのそれはとても古いもので、奥様からのプレゼントだそうです。
そこに刻まれた格子柄のデザインに、私の父が持っていた同じ柄の万年筆が重なりました。
修理を喜んでくださった様子を見て、父の万年筆も近々手入れをしてあげたいなと思いました。

私達はスーツやエプロンを着て「店員」としてお客様をお迎えしていますが、
もちろん一人ひとり家族や文房具に対する思いがあり、それはお客様と同じです。
大切な人がいる同士、文房具に対する気持ちがある同士で、
ひとときでも心を通わせる時間は私達にとって大切なものです。

世の中の大きな変化に伴い幾度となく店の休業を余儀なくされ、
いつも通りのご案内やサポートが出来ず悩んだこともありました。
しかし、久々に開いたお店でお客様からいただく喜びや励ましのお言葉や、
店頭で起こる魔法のような瞬間がいつも私達を支えてくれました。
伊東屋はこれからも、お客様も私達も魔法にかかったような高揚感に包まれる、
「マジックショー」が繰り広げられる場所でありたいと思っています。