「始まり」を意味する名を冠したディップペン 〈ROMEO〉イニチウム 0.5 チタン
ラテン語で「始まり」を意味する「INITIUM」。
筆記具の歴史を遡れば、その原点はペン先をインクに浸して筆記する羽根ペンへと辿りつきます。
ROMEOはその古典的な筆記具である「つけペン」を航空宇宙産業や医療分野でも使われるチタンを素材として再構築し、始まりを意味する「イニシャル (initial)」から「イニチウム」と名付けました。
金属の硬質な輝きを放つペン先は、一度首元までインクに浸せば、便箋1枚以上に文字を書き続けられるほどのインク量を保持し、細く美しい筆跡を安定して紡ぎます。
ガラスペンと同様に「ペン先にインクをつけて書く→洗う→拭く」という3ステップでお手入れまで完了するシンプルな筆記具であることに加え、チタン製ならではの優れた耐久性と扱いやすさが特徴の「イニチウム 0.5 チタン」。
鉄の60%ほどの重量のチタンを採用することで、金属軸の筆記具でありながら22gという軽量化を実現しました。医療分野でも用いられるチタンは、鉄よりも丈夫であるだけでなく金属アレルギーを起こしにくいと言われています。
軸には純チタン、ペン先には純チタンよりも強度の高い64チタン(合金)と、部位によって使い分けることで耐久性を高めています。64チタンのペン先は、筆圧が高いためガラスペンに不安をお持ちの方でも安心してお使いいただける強度を備えています。
「割れないガラスペン」のように見えるイニチウムですが、筆記の仕組みはガラスペンとは異なります。ガラスペンが毛細管現象でインクを吸い上げるのに対し、イニチウムはペン先に施された溝に表面張力が働くことによってインクを保持し、紙に触れた際に安定した量のインクを流します。
8本の溝は上部にいくほど太く、インクをたっぷりと保持するため、長く筆記するためにはペン先の溝の上部までインクに浸すことが必要です。インク瓶の中でペン先を軽く揺らしたり付け直したりすることで、チタン表面にインクがなじみ、溝に十分な量のインクを保持しやすくなります。
また、ペン先に皮脂などの油分が付着するとインクをはじいてしまい、インクの流れが途切れる原因となります。その場合は液体の手指消毒用アルコールや消毒用エタノールでペン先を拭ったり、中性洗剤と温水で洗浄することで、付着した油分が取り除かれスムーズな筆記が回復します。
ペン先に刻まれた繊細な溝により、細く精緻な線を紡ぎ出すイニチウムには、ラメ等を含まない万年筆用のインクがおすすめです。
「書くこと」は、書き手の内にある思考や想像、知性や感性を紙の上に映し出す創造的な時間。ROMEOは、自由に広がる想像力と静かに深まる思索の時間を共にするインクを「Imagination (イマジネーション)」「Concentration (コンセントレーション)」と名付けました。
創造性や感性を引き出すようなパープル「Imagination」と、落ち着きと知性を感じさせるブラウン「Concentration」。ブラックよりもやわらかく、しかし品格と存在感のある色彩は、さまざまな場面でお使いいただけます。
「Liberation」
自然の風景を思わせる深いグリーンにほのかな青みを加えた、「解放」を意味する名を冠した2026年の限定カラーです。
木々のあいだを抜ける風のように、書く人の思考をやさしく解き放ち、言葉を綴る時間を静かで自由なひとときへ導きます。
イニチウムの生み出す繊細な線により、言葉や描画が紡ぎ出され、ペンをインクに浸す一瞬が新たな思考を促します。
これまでにない書き心地とともに、「書くこと」そのものを楽しむ感覚をぜひ体験してください。
ROMEO -Moment of Dis-covery-
ROMEOは、忙しい日々に一拍おく時間を提供し、「発見の瞬間」に寄り添うブランドを目指しています。
黄櫨、白雲石、深紫の3色のコンセプトカラーを基調とした上質なアイテムたちをぜひご覧ください。