G.Itoya 8階【受講者の声】 ファーバーカステルアカデミー at Itoya
「大好きな銀座に手ぶらで来て、最高の画材で絵画を習える。それがこのお教室の魅力の一つです」
そう語ってくださったのは、本校が開講した翌年の2016年から毎年欠かさずお教室に通ってくださっている、生徒の内池昌子さん。
普段中々知ることができない実際の講義の様子や、お教室に通い始めたきっかけ、この講義の魅力をお話しいただきました。
◆お教室に通ってみようと思ったきっかけは?
もともと絵を見ることが好きでした。イタリアに行って宗教画を見たり、現地の方に絵の見方を学んだり。
子供のころはお絵かき教室で絵を習ったことがありましたが、大人になってからは特になくて。
銀座が好きで、伊東屋が好きで、たまたま昔から通っていた伊東屋のパピエリウム教室で、ここで絵を習うこともできるんだと知ったのがきっけでした。
面白かったのは、いざ自分が描き方を学んでみると、絵画の見方が変わってきたこと。
絵を見る楽しみが以前よりずっと増えました。
◆お教室で使うファーバーカステルの画材は使ってみてどうでしたか?
実はファーバーカステルという画材をよく知らずにお教室に入ったのですが、皆があこがれる画材だったみたいで、画家の友人に「あなたが使うには100年早いよ」なんていわれたことも(笑)
やはりいい道具を使うと、いい絵が描けるような気がします。
銀座に手ぶらで来て、最高の道具を自由に選んで使える、そこがいいところですね。
モノクロームの描き方を始めに習ったので、ファーバーカステルの9000番鉛筆を一番よく使いますが、最近は水で溶かせる水性色鉛筆も使うようになりました。
◆普段のお教室の様子は?
私が習っている岩村マグダレーナ先生は、手取り足取り「ここの角度はこうして...」なんてことはおっしゃらず、一人ひとりに合わせてその人にあったやり方で教えてくれます。
子供のころに通っていたお絵かき教室のように先生のやり方をそのまま真似するのではなく、その人が秘めている力を引き出してくれる、とても自由度が高いお教室です。
私はマグダレーナ先生のタッチが大好きです。鉛筆でもペンでもすごく柔らかい線。
机の隅に先生がたまに描いてくださる絵が、私はとても好きです。
◆続けて受講をされて、何か変化はありましたか?
光の捉え方に関心がいくようになりました。
輪郭を描かず影を描くことで形をとらえる方法を学んだので、電車に乗っていても、電車を降りて会社に向かう道でも、色々な景色が目に留まって、これはどういう風に描けるだろう?と想像するようになりました。
それから、エクスカーション(年に数回開かれるスケッチ遠足)やドイツの研修旅行では、普段お会いできない他のクラスの方と交流ができて、刺激を受けることも。絵を介してお友達ができたのも嬉しかったことの一つです。
日常から離れて没頭できる時間を大切に、これからも絵を続けていきたいと思います。
海外に行けるようになったら、カフェでゆっくり絵を描いてみたいです。
8月に開催された展覧会の様子。
左手の作品が内池さんの作品。岐阜県の渓谷を3色の色鉛筆で表現されています。
内池さんの柔らかく優しいお人柄が絵にも表れているようでした。
10月より始まる第7期ファーバーカステルアカデミー at Itoya。
「やってみたい」その気持ちを大切に、ぜひ一度足を運んでみてください。
【受講者の声】ファーバーカステルアカデミー at Itoya
来期開講期間:2021年10月12日(火)~2月26日(土)
場所:G.Itoya 8階
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