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  4. 最高の道具で描く。第10回 研修旅行について
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受講者を対象にドイツ本国のファーバーカステルアカデミーへの研修旅行をご用意しています(費用は別途となります)。

期間は約1週間。現地のクラスに参加し、
日本とはまた違った環境のなかで新たなインスピレーションと経験を得られる機会です。
今回はこれまでに行った3回の研修旅行から、一部抜粋して内容をご紹介します。

ドイツ・ニュルンベルクへの研修旅行の開催は春。
2016年は4月、2017年は5月、そして2018年は6月でした。
日曜日に出発して、翌週の日曜日に帰国する8日間の旅程です。

ファーバーカステルは、
城壁の街・ニュルンベルクから車で15分ほどのシュタインという街に本社・工場・アカデミーの校舎を構えています。
研修旅行の日程のほとんどは、敷地内の見学やアカデミーで講義を受ける時間に費やされます。

敷地内はかつて伯爵家が暮らしたお城や工場、広大な庭が広がっており、どこを切り取っても絵になる風景です。

研修初日はファーバーカステル城と鉛筆工場の見学。
ファーバーカステルの鉛筆がどのように生まれたのか、からはじまり、
過去に発売されていた商品や装飾が豪華なショウケースなども見学しつつ、
250年以上にわたる歴史のマイルストーンとなる事柄を、ガイドが分かりやすく解説してくれます。

実際に使われていたお城の内部を見たり、それにまつわる逸話を聞くことで、伯爵一族がより身近に感じられます。

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鉛筆工場は1926年に建てられた建物ですが、ドイツの記念碑保護法下にあり、
外観を保つ義務があるため建物の外観は変わっていません。

鉛筆の芯についてのミュージアムは20世紀まで続けられていた芯の製造を紹介しています。
グラファイトのかたまりが置かれていたり、芯の耐久性をテストするシーンが再現されていたり、
鉛筆のことをより深く知ることができるスポットです。

お城の隣りには温室を改装した社員食堂やテラスがあり、ファーバーカステルの社員に交じって、
コミュニケーションを取りながらカジュアルなドイツ料理を楽しみます。

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研修旅行中、アカデミーでの講義は現地の生徒に交じって行われることもあります。実技だけでなく、
ディスカッションなどもあるため、人によって着眼点が違うことや、ドイツと日本の文化的な違いを発見することもあります。

2018年の研修旅行では、近郊のヴァンベルクやニュルンベルクの広大な敷地の動物園など、
屋外でのスケッチの時間が多くありました。

日本とは全く異なる風景の中で、考え、手を動かし、意見を重ね、互いに刺激しあうドイツでの日々は、かなり濃密なものです。
ニュルンベルクの街中は雰囲気のあるエリアがたくさんありますので、自由時間は散策やスケッチを楽しむこともおすすめです。
(そしてビールやお食事も...!)
講義中は通訳がサポートしますので、語学に自信がない方も安心してご参加いただけます。

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