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「ペンのお話ししませんか?
銀座のあの人おすすめ筆記具シリーズ」


ここでは、銀座伊東屋が自信をもって取り揃えている商品の中から、G.Itoya 3階筆記具コーナーに勤務する伊藤が季節やテーマにあわせておすすめの万年筆やボールペンをご紹介します!最新のものから、長きにわたり愛され続けているものまで、熱いポイントなど様々な視点からお伝えできればいいな、と思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて!栄えある第一回目のテーマは……
6月20日に控えている父親に感謝する父の日、Father’s Day!
母の日にならって、アメリカで始まったそうです。小さい頃、手作りの肩たたき券とかあげた記憶が懐かしい!みなさんはどのようにお父さんに感謝の気持ちを伝えていますか??
高くなくていい!いつもありがとうの感謝の気持ち、親子の絆の印……
父の日のプレゼントにおすすめしたい万年筆・ボールペンをご紹介します。

書きやすさがピカイチ!カラーバリエーションも豊富なROMEO No.3ゲルボールペン

ロメオNo3黒

 「伊東屋のオリジナルブランドだから、ベタ褒めしてる~」なんて思ってませんか?そう、こちらのROMEOというブランドは、伊東屋のオリジナルブランドでございます。しかし!その一言ではおさまらない、お伝えしたいポイントが沢山あって、本当に書きやすいので多くの皆様に知っていただきたい!という一心でご紹介いたします。手前味噌ではございますが、どうぞお付き合いくださいませ。

 このペンは、まずスペックがよろしい。ゲルインクを搭載しているので、とにもかくにもなめらかで、さらさら軽く書けるのが特徴です。その上、文字が黒く濃くはっきりくっきり!

 リフィルのオプションに、easy flow芯があります。これは低粘度の油性インクで、ゲルインクよりもボールの転がりが軽く、サインをさささっとしたり、筆圧を入れずに書いたりする方におすすめです。私は結構力を入れて速く文字を書く癖があって、easy flow芯を使うと文字が変に躍ってしまうので、ゲル派です。とはいえ、easy flowを使いたい時もあるので、その時はちょっと落ち着いて書くなど、コントロールして使っています。どちらも気持ちよく書けるので、是非比べてみて、お好みに合わせてカスタマイズしてみてください!

ロメオNo3インク書き比べ

 そして抜群な重心バランスも見逃せません。書く時に丁度真ん中に重たさがくるように設計されているので、親指と人差し指の間にうまくおさまってくれる。書く時にペンが後ろにそっくりかえる、前が重すぎて動かしづらい!なんてことがありません。

 サイズは太軸と細軸の2種類。細軸といっても、細くない。太軸に比べると細い、というだけなので、大体の方は細軸の方が幅広い書き方に使えると思います。(筆圧をいれてカリカリ書くこともあれば、大振りな字をゆったりさらさら~と書く時もある、など)
 手が大きい方や、筆圧を入れずに人差し指の動きだけでさらさら大きめの字を書くという方は、断然太軸の方が使いやすいです。安定感が違います!

ロメオNo3オール

 カラーバリエーションの多さも、嬉しいポイント。「多いと逆に迷ってしまう……」という方もいるかもしれませんが、それぞれ素敵な雰囲気をまとった色なので、ご心配なく。
 「これ似合いそう!持って欲しい!!」と思う色を選んでください。それにイタリアンブルーやイタリアンレッドなど、「イタリアンなんとか」と名前がついている色は、1本1本模様の出方が違うので2本と同じ模様のものがありません。お揃いで同じ色を選んで使っても素敵ですね。

カランダッシュ エクリドール レーシング ボールペン

 書きやすいボールペンを、もう1本ご紹介。スイスはカランダッシュの、エクリドールシリーズのボールペンです。
 前述したROMEOの書きやすさはインクの成分によるものですが、こちらは芯の構造が書きやすさを具現化しています。やわらかくなめらかな書き味はもちろん、インクのぼた落ちが少ないこともおすすめポイントの一つ。

カランダッシュレーシング

 先端のボール(実際に紙に当てる部分)にインクを送り出す溝の数が、一般的なボールペンに比べると多いのです。一般的なボールペンは溝の数が2,3本くらいなところ、カランダッシュは5本。この溝の多さに、書きやすさの秘密が。溝の本数が多いことで、ボールに少量ずつまんべんなくインクをいきわたらせることができます。まんべんなくいきわたることでなめらかに書け、且つインクのぼた落ちを防いでいるのです。一人二役!!

 本数が少ないと、それぞれの溝を伝うインクの量が多くなり、「ボールの回転に合わせて紙に到達したのはいいけれど、量が多すぎてぼたっと落ちてしまう」、「インクが紙に乗りきらずに先端に残ってしまい、次に書く時に紙に落ちて汚してしまう」、なんていう事態が発生しやすくなります。ぼた落ちやボールの転がりが重たくて、「ボールペンはちょっと・・・」っておっしゃる方も多いですよね。
 そんな方にこそ、カランダッシュのボールペンを使っていただきたい!ストレスなく使えて、他のボールペンには戻れなくなること請け合いです!

 鉛筆と同じ六角形はパッと見「細いかな?」と思われがちですが、ぐっと握りこみやすくフィット感抜群&適度な重量で動かしやすい。ちなみに「カランダッシュ」はロシア語で「鉛筆」の意。大人の素敵な鉛筆(ボールペンだけど)として身に着けたくなりますね!
 かくいう私も、カランダッシュのボールペンはマスト。仕事の時はもちろん、プライベート用の手帳にも。違うものに浮気して使い勝手の違いを楽しんだりしますが、なんだかんだ最終的にはカランダッシュに戻ってしまいます。(この気持ち、分かち合いたいっ!!!)

 そんなカランダッシュから父の日におすすめのデザインが、こちらのエクリドール レーシングのボールペンなんです。

 その名の通り、レーシングカーなどのモータースポーツにインスピレーションを受けたデザインです。
 エクリドールシリーズはきらっと光るロジウムコートされたものが多いですが、これは初のブラックというのも珍しいところ。握っても滑りにくいマットブラックのボディに、ブレーキランプをイメージして描かれたと赤いラインがアクセントに施されています。しかもこの赤いライン、全て1本1本手描きなんですって!手がぷるぷるしちゃいそう。持った瞬間レーシングカーに乗り込んでいるかのような気分になって、仕事が更にはかどるかも?


 
さて、お客様の中で「万年筆をあげたいけど、自分も使ってないから何を選んだらいいのか・・・」とお悩みの方はいらっしゃいませんか?確かに万年筆は、人によって「書きやすい!」が違ったり、「使ってくれるのか不安」になったり、結構選ぶのが難しいですよね。しかも自分が使ってないとなおさらハードルが高いな、と感じてしまうのではないでしょうか?でも「万年筆をあげたいかもな~・・・」と思った、その気持ちが大事です!!!
 自分が使っていないからこそ、「自分が使いたいな」、そして「使いやすそうだから、おすすめしたいぞ!」と思うものを探して出会うことが重要です!あげるからには、やっぱり使ってもらいたいですものね。もちろんお店であれこれ試してみるのも手ですが、今日は普段使いOK、かつ特徴のある万年筆をいくつかご紹介しましょう。

見た目は「何?!」 、使って「納得!」 PARKER 51 万年筆

 パッと見た感じは「ペン・・・なの?」といぶかるお気持ち、わかります!!ペンのような見た目で、先端からちょろっと何かが出ている謎の物体。正真正銘、万年筆なんです!
 一般的に知られている万年筆とは、えらく様相が違う・・・令和の時代の新たなデザイン革新か?と思うなかれ!このスタイルは今に始まったものではなく、さかのぼること約70年前に誕生していました。先端からちょろっと出ている部分が、まさしくペン先。これで文字を書くのです。ペン先の9割がカバーに覆われているので、いわゆる万年筆らしいペン先のしなりはほとんどありません。だからこそ、気負うことなく書けるんです!「ボールペンの延長線上にある万年筆」みたいな感じ。ぐっと筆圧をかけて書いても字が割れづらく、安定して文字を書くことができます。初めて万年筆を使う、筆圧強め、スピードもちょっと速め、なんて方は特に使い勝手のよさを感じていただけるのでは?「ぐっ!」と握りやすい軸のサイズも、使いやすさを後押ししてくれます。

 軸とキャップの素材が違うので、シンプルすぎないデザインもポイント。ティールブルーは持つだけでかっこよさが出ますし、バーガンディは手元がとってもおしゃれな印象に。ちょっと存在感のある色をチョイスすると、使う時のテンションが上がりますね!

PILOT キャップレスデシモ20カラーズ 万年筆

 そしてこちらも変わり種。ノックでペン先の出し入れができる、その名も「キャップレス(キャップがない)」万年筆。こちらも古参の万年筆で、初代は1963年に発売されました。名前を聞いたことがある!という方も多いのではないでしょうか?このキャップレスシリーズは、サイズや色のバリエーションが様々ありますが、個人的にはこのデシモが一番使いやすいサイズだと思っています。

キャップレスdecimo

 軸が少し細めですが、ちょうど握る部分にクリップが配置されているので、その分細さを感じないんです。それでもって、しっかり握れる(クリップがそこにあることが気にならない)ので、いつも通りの筆圧・速度で書くことができます。書きたいように、動かしたいように使えるんです。ちなみにデシモは、シリーズ10代目のモデルなので、スペイン語で「10番目」の意味である「デシモdecimo」が名前に採用されたそうです。

 キャップレスシリーズの中では一番小ぶりなデシモ。このデシモに数量限定の豊富なカラーバリエーションがあります。その数なんと20色!すでに完売してしまった色もありますが、淡い色から濃い色、明るい色味から落ち着いた色味まで、どれにしようか迷うこと必至です。
 表面の質感はヘアライン加工が施されていて、すり模様が織りなすマット感がかっこいい。是非選んでいただきたいのは、グリーンやバイオレットなどのはっきりした色味のもの。ボルドーやブラウンもおしゃれ!なかなか他にはない色合いで、手元で存在感を放ってくれます。

キャップレスdecimo筆跡

左…F(細字) 右…M(中字)

 字の太さはF(細字)とM(中字)の2種類。お父さんなら、Mがなめらかに感じるからおすすめかな?と思いますが、「うちの父は結構文字を書くのが好き!手紙やメモなどもよく書いてます」ということだとFの方がいいかもしれません。
 というのも、キャップレスは一般的な万年筆に比べるとペン先が小さいので、書き味がなじむのが結構速いんです。そうすると、何が起こるかというと、最初よりも字の太さが太くなっていきやすい。最初「Mでちょうどいい太さだな」と思って使い続けていると、あっという間に「ずいぶん太くなった?」と困惑することがあります。Fだと「最初はちょっと細くてカリカリするかも」と思っても、なじんだ後の太さ・書きやすさがちょうどいい、ということが多いです。
 お父さんが普段どんな感じで字を書いているのか、ちらちら様子をうかがってみて!


POINT父の日ギフト選びのポイント

ペン

・自分も使いたい!欲しい!!(これ一番大事)
・日常的に使ってほしい!(毎年ある父の日だもの、気軽に使ってほしいな)
・ありふれたデザインではなく、ちょっと珍しい感じがいい(「父の日にもらったなぁ」、と印象に残ると嬉しい!)
・かといって、高額なのもちょっと・・・(「大事にしまっておく!」と言われがちですよね)


 私も昔はちょっと気取ったもの、値段が張るもの、珍しいものをあげがちでした。父の好みというよりは、「これを選んだ私が素敵」なんて贈り物が多かったような・・・?でも最近は、実際使ってもらいたいなと思ったり、自分が使ってみていいなと思ったものをあげて「へ~、お父さん知らなかったけど、これいいね!」って言ってもらいたいな、なんて思ったりすることが多くなりました。そのくらいライトな感じで、でも質も気持ちも充実したプレゼントをあげたいな、って。
 このポイント、よくよく考えると父の日に限った話じゃないですね!父の日はもちろん、ちょっとしたプレゼントを選ぶ時など、全般に言えることかもしれません。お友達や大切な人へのプレゼントも、自分がいい!と思ったものをあげたいですもんね!渡した時に、「見てみて!これがいいんだよ~!」とかおすすめポイントを語って、また話が盛り上がったり。お互いに素敵なプレゼントを贈りあえたら、とっても素敵。
 このコーナーがちょっとでもお役に立てれば、私達もうれしいです。素敵な父の日のプレゼントに出会えますように!