#3776 CENTURY

プラチナ万年筆　センチュリー

『#3776 センチュリー』は、2年間使わなくてもインクが乾かない「スリップシール機構」搭載（※セルロイドを除く）、14金の大型ペン先、スタンダードでふくよかなバランス形状で好評の万年筆。特許取得済みの「スリップシール機構」により、耐水性、耐光性が高く、固まりやすい顔料インクも安心してお使いいただけます。

#3776とは？

『#3776』は、日本最高峰の品質を目指し、富士山の標高を表わす数字にちなんでつけられました。富士山の標高を製品名に取り入れた事でもおわかりいただけるように、日本を代表する美しい日本文字のための万年筆です。

POINTスリップシール機構

従来の万年筆はペン先をカバーし気密構造にした場合、キャップの開閉でポンピングと云われるインクの噴き出しを起こし、これを防ぐことは極めて困難とされていました。そのため通気を持たせたキャップにするほかなく、” インクの水分が蒸発し、濃くなる・かすれる ”　 ” 3～6ヶ月使わないでいると、乾燥して書けなくなる ” などの問題がありました。

2年間もインク乾燥を防ぐ
「スリップシール機構」を組み込んだ
革新のキャップ

プラチナ万年筆では、万年筆では当たり前とされてきたこの問題を、お客様の立場に立って原点に戻り、なぜできないのかを突き詰め、この課題に取り組みました。耐久性を考慮した完全気密キャップ「スリップシール機構」を実用化する事により、スナップ式に続き、実用化困難とされていた回転ネジ式キャップの高級万年筆でも完全気密を可能にしました。（特許取得済登録番号第5637515号）

材質の関係上、セルロイドの万年筆には「スリップシール機構」が組み込まれておりません。
「スリップシール機構」は万年筆に搭載されています。ボールペン、シャープペンシルはこの限りではございません。

POINT立体文字加工特製リング

「#3776 センチュリー」はキャップリングでのロゴの表現に「エッチング技法」を取り入れました。エッチング技法とはロゴをマスキングして周辺の金属をエッチング液で溶かし凹みを作り、最後にマスキングを剥がして立体文字に仕上げる手の込んだ手法です。時間と労力はかかりますが「#3776 CENTURY」の高い品質と佇まいに沿った表現になります。光の方向により変化するロゴの表情をお手元でお楽しみください。