"はたらく" に対しさまざまな考えやスタイルが生まれている今、そこで使いたいものも人それぞれ。ひとりひとりの感性や働き方にしっくりくるモノに出会ってもらえたら――。
そう願い、ヒントをお届けするこの連載。第19回目のテーマは、仕事や学びの時間に手に取りたいワークアイテム。
休暇を楽しんだ後にはモードを切り替え、気を引き締めて仕事に向かう方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、仕事に意欲的に取り組む時間に手に取りたいワークアイテムを、伊東屋の本社スタッフがご紹介します。
働く時間が、もっとたのしく、あなたらしさが輝く時になりますように。
仕事のスタイルによって、必需品の分量や内容は異なるものです。書類やパソコン、スマートフォン、ノートやペン…。ペーパーレス化が進んでもまだまだ触れる機会が多い紙の書類を中心に、ビジネスにおけるコアアイテムの運び方を2つご紹介します。
商談のため会議室へ移動するとき、集中ワークのため座席を移動したりカフェへ出向くとき… 「いくつか荷物を抱えるけれど、鞄なしで移動したい」というシーンは少なくありません。スムーズに次の業務に移るためにも、移動前後の行動はシンプルにし仕事に向き合う姿勢を整えたいものです。
「手荷物は最小限に絞って携えたい。中でも、書類は外せないツール」という方は、バッグのような書類ケース「ドキュメントクラッチ」を取り入れてみてはいかがでしょう。予定にあわせて必要な書類+αの持ち物を手早くセットして、さっと移動できるようつくられたレザーケースです。
書類、と一口に言っても種類はさまざま。練りに練った企画書・その前段階のアイデアシート・いただいた資料・契約書など、内容はまちまちではありますが、いずれも大切な情報が詰まったものです。丁寧に扱い、情報を不用意に見せない配慮も必要ですが、それ以上に商談などでは案件に取り組む姿勢もことさら整えたいものです。
「ドキュメントクラッチ」はその名の通り、クラッチバッグのような佇まい。さっと抱えても様になるように仕立てています。豊かな色彩で色づけられた艶のあるレザーを贅沢に用い、その美しさを引き立てるようシンプルにデザインしており、アクセントパーツはこのケースのためにつくられたボタンのみ。大きなポケットにつけられたファスナーパーツも外に見せずシンプルに。
ジャケットを羽織り、気持ちを引き締めて挑みたい場面を美しく彩ります。
予定をテンポよくこなすならば、準備は手早く済ませるのがベスト。効率よくスマートに行動できるよう、使い勝手も考慮されています。
書類を収めるポケットは2辺開いたつくりです。口がガバっと開くので、スムーズにそしてきれいな状態で手早く収められます。
世の中には封筒のように3辺閉じられたケースも多いですが、出し入れのスピードが落ちる上に、急いでいると「ケースのどこかに引っ掛かり、資料の角や紙面の一部に折れ跡をつけてしまう」という小さなエラーが起こることも。これが起きにくいように配慮されています。
ライナーはなめらかな生地張りを施していますが、スナップボタンでベルトを閉じれば、運んでいる最中にそう簡単に書類が飛び出してしまうこともありません。書類はクリアファイルごと収まります。
「確実に持ちたいもの」は書類の他にも。
たとえば、スマートフォン・ペン・薄型ノート・名刺。ときには名刺のかわりに付箋や、目薬など。必ず持つものならばひとまとめにしたいから、これらを収める大きなポケットもつけました。その時々の予定に必要な小物をぱっと収めれば、書類を含めた会議セットが完成。
ジャケットのポケットにひとつひとつ入れなおしたり、落さないよう気にかけながら移動をする必要はありません。ポケットには片側にマチがついているので、モノを入れても歪に膨らまず、すっきりした印象を保てるのもポイント。このケースとパソコンを重ねて抱えれば、必要な場所へスマートに移動できます。
活躍するシーンはさまざまです。
まずは、真摯に向き合いたい商談や契約の場で。
お取引先様を自社へお招きするときは、このケースとパソコンを抱えて会議室へ移動。これひとつで動いても、その場のTPOにふさわしい佇まいと情報を丁寧に扱う、の両方が叶います。
取引先に出向くときももちろん役立ちます。会議に必要なものがまとまっているので、このケースを鞄から取り出すだけでスムーズに会議に入れます。あれもこれも…と必需品の準備に手間取り、相手をお待たせすることもありません。
また、デスクワークのシーンでも。
個人ワークで考え事に集中したいときは、座席をフリースペースから区切られたブース席に移動したり、カフェへ出向いて環境を変えたり。このように鞄を持たずに移動したいとき、このケースが役立ちます。必要な資料・ノート・ペン・付箋・イヤホンをセットしたドキュメントクラッチとパソコンを携え目的地に着いたら、さっとパソコンと資料を広げ、すぐに仕事をスタートできます。
このとき、「運ぶ」以外にも狙える効果が。
すべき案件のみに意識を向けたいけれど、いくつもタスクを抱えているとどうしても気が散り集中しきれないことはありませんか?ここでもこのケースが活躍。「内容が透けない」から、今行う業務に関連するもののみ見える状態をつくり、それ以外は視界に入れないようコントロールする。使わないものは引き出しにしまう要領です。そうすることで、思考をクリアにする手助けになります。気の持ちようかもしれませんが、取り組むべきタスクに集中する効果が望めます。
「よし!」と仕事へ向かう姿勢をセットしてくれるケースです。
次にご紹介するのは「ドキュメントート」。
仕事のツールは書類やパソコンのほか、マウス・充電ケーブル・タンブラーなど幅広いもの。これらをまとめて運ぶときに活躍するバッグです。
通勤やオフィス内の移動・外出や出張先など、さまざまなシーンで心地よく使えるように、デザイン性・機能性いずれにもこだわってつくられた「いつでも、どこでも、ちょうどいい」使い勝手のよいバッグです。
まず、とにかく軽いのが特長です。バッグそのものが軽量、かつ、たくさんものを入れても重さの負担を感じにくい設計です。
ハンドルは太めの設計でしなやかな素材でつくられています。細くて硬いハンドルが肩に食い込んで、重さにうんざりするストレスから解放されます。ハンドルは厚手の服でも肩にかけやすく手さげにしても引きずらない、使いやすい長さ。状況に合わせて、持ち方を選べるのもポイントです。
必要なものが充分に入りながら、体の側面にすっきり収まるバランスの良いサイズも魅力。
荷物をひとまとめにするならば、ビジネスに欠かせない書類・パソコンなどA4サイズのものとともに、タンブラー・ペンケースなど立体的なものや、マウス・充電ケーブルなど小さくて不定形のものも、ときには一緒に運びたいですよね。これが叶う無駄のない適正な容量に設計されています。バッグの内側にはフック付きのストラップが付属しているので、IDカードケースやミニポーチなど小さくて迷子になりがちですが、移動中に必要になるものをセットしておけて便利です。
フォーマルすぎずカジュアルすぎず、ビジネススタイルにちょうどよくなじむシンプルなビジュアルも、場面を選ばず活躍するポイント。すっきりとシャープに仕立てたフォルムとスエードのような質感で、柔らかさの中にワークシーンに必要なきりっと感をもたらしています。
そして、中身に関わらず美しいシルエットを保ってくれるのもいいところ。微風になびくほどふんわりやわらかだから、収めるものは丁寧に位置決めしないと外観に響く、と思われるかもしれません。が、そうではありません。しなやかなハリがあるので、中に入れたものの形をひろいすぎず美しくカバーします。さまざまな形状のものを少々雑に入れたとしても「ちょうどいいきちんと感」を保ちます。
「ちょうどいい」バッグは、さまざまなシーンで活躍します。
たとえば、会議などでオフィス内を移動するとき。
パソコンに加えてコード・マウスなどの周辺アイテム、ノート・ペン・カードケースなどをまとめれば、スムーズに動けます。これらをバッグに入れずに運ぶのは至難の業。運ぶ最中にバラバラと落としてしまったり、ポーチをいくつも抱えることになったり。かといって、しっかり分量の入るザ・トートバッグやビジネスバッグを持っていくと仰々しい上に、会議中にバッグの存在が邪魔になったり…
ドキュメントトートは荷物を出してしまえば存在感が薄くなるシンプルさで、想像以上にオフィスワークを快適にしてくれます。
また、オフィス内移動や通勤はもちろん、急に荷物が増えたときのサブバッグとしても。
付属の革バンドでコンパクトに丸められるので、使用しないときはメインのバッグに忍ばせておけます。
毎日のビジネスバッグに入れておけば、オフィスから持ち帰るものが突然増えたときにも便利です。参加が決まったプロジェクトに必要な冊子や資料、健康診断の大きな封筒など… ドキュメントトートならこの類の書類もすっきり収め、家まで運べます。
また、出張先でも便利。トラベルバッグに入れておけば、訪問先でビジネスバッグとして使ったり、たくさん紙資料を入手する展示会でのサブバッグとしても活躍します。
実は、伊東屋のオフィススタッフの「こんなバッグが欲しい!」というアイデアから生まれたドキュメントトート。日々の仕事で申し分なく使えるように要望をしっかり詰め込んだ、毎日を快適にするバッグです。
さらに新風をもたらすならば、1日何度も手に取るマストアイテムをあわせて更新するのも手。必需品である筆記具を運ぶペンケースや自分のアイデアを綴るノートを進化させるのはいかがでしょうか。
いつでもどこでも、必ずと言っていいほど持ち歩くツールであるペン。必要な本数や運び方は多岐に渡りますが、筆記具は数本で充分、美しくスマートに扱いたいと考えるならば「ペンケース スリム」はいかがでしょうか。
筆記具を一列に並べてサンドするように収めるスリムタイプ。自分に必要な筆記具を数本運びたい場合に役立つ、美しさと扱いやすさを両立させたペンケースです。
平たく薄いカタチが、使い勝手の良さのポイント。
ワークアイテムは四角くて平たいものが多いのでバッグの中ではパズルのように収納されますが、このペンケースも同じく、四角くて平たいからバッグの隙間にすんなり収まります。空間が有効に使えます。
オフィスで手荷物を運ぶときも同様。パソコンやノートと重ねて持っても、収まりがよく手元がすっきり。会議室へ移動する姿を美しく整えます。
いざ筆記具を使うとき、手早く目的のものが取り出せるかも気になるところ。
このペンケースは手持ちの筆記具がひと目で把握できるつくりです。タイトなポケットに横一列に並べて収納するスタイルだから、使いたいものを迷わず手に取れます。
世の中のコンパクトなペンケースには筒状の超・スリムタイプもあります。持ち物として場所はとらず便利ですが、筆記具を狭いスペースに重ねて収納することになるので目的のものを探す手間が少し増えてしまいます。
このケースなら必要なものがスピーディに手に取れるので、頭に浮かんだアイデアが消える前にメモしたいときや、会議の準備をパッとすませたいときもスマートに動けます。
収納本数はペンの太さによりますが、3本前後が目安。太いものは2本、細いもので揃える場合は4本。私はガシガシ書くための多機能ペン・商談で手に取るちょっといいペン・ラインマーカーの3本で使っています。
使い心地だけでなく、心ときめくビジュアルも魅力です。
一般にペンケースというと「道具入れ」といった出で立ちのものも多いですが、持ち物として素敵なものを使いたい。それが叶うようにデザインしました。
ワークシーンになじむ上質さ。品のあるレザーを全面にあしらい、筆記具を収めた姿が最も美しくなるように仕立てています。筆記具を収めると外観がふっくらと膨らみます。引手のデザインにもこだわりを詰めました。
カラーバリエーションも豊富です。鮮やかなカラーから落ち着いたカラーまで揃えているので、いつもの装いに合わせたり、ワークシーンを演出するトーンにそろえたり。お持ちのペンとコーディネートするのもおすすめです。
意欲的に取り組む時間をスマートにサポートする使い勝手の良さと、満足感のあるビジュアルを両立したペンケースです。
資料やペンだけでなく、ノートも仕事の大切なパートナー。常に携行している方も多いのではないでしょうか。
自分の考えや学びなどパーソナルな情報を書きこむからこそ、扱い方に気を配りたい…ならば、自分らしいカラーをまとった使い心地のよいカバーをかけてみるのはいかがでしょう。
「カバーに憧れはある。けれどノートがサイズアップして存在感が出すぎるのが気になる」
「しっかり硬さのあるカバーで形をしっかり保つよりも、軽やかに使いたい」…
こんなジレンマを抱える方もいらっしゃるのでは。運ぶ荷物が増えているからこそちょっとしたサイズアップも避けたいですし、ノートそのものの使い勝手を妨げてしまわないか気になるものです。毎日使うものだから、使い心地の良さがマスト。カラーチャートのカバーは、そこに着目してつくられました。
ノートと一体感のある使い心地が最大の特長です。独自のつくりでノートとほぼ同じサイズ感に設計され、カバー自体はハリはありながらしなやかさもあるセミハードな質感に仕立てました。
ノートを手に取りパラパラとページをめくるとき、もともと表紙も中紙も一体であったかのような感覚が味わえます。自然に手になじむので、ノートを書くときも見返すときも快適。目の前の仕事に集中できます。
罫線や書き心地などお気に入りのノートやダイアリーにカバーをかけるならば、デザインも気になります。ジャケットを羽織るように少し背筋を伸ばす要素を取り入れるならば、レザーカバーはぴったりです。
レザーの質感を最大に活かすシンプルなフォルムデザインですが、カラーバリエーションは12色と豊富。気分にフィットするカラーを手に取り、長い時間をともにするパートナーとして満足度の高いものに変身させてくれます。
自分の考えを丁寧に書き込んだり、前に書いたアイデアを見返してじっくり考えたり。会議中に速やかに考えをまとめたり… パーソナルな情報を詰め込むノートをアップグレードするノートカバーです。
今回ご紹介したのは、仕事や学びに前向きに取り組む姿勢を支えてくれるアイテムたち。
自分のスタイルにしっくりくるものに出会い使いこなす方法を整えれば、働く時間がさらに充実した時間へ進化するかもしれません。
COLOR CHART
カラーバリエーションがパワーアップした「カラーチャート」。上質な素材だからこそ際立つこだわりの色で、ビジネスツールをもっと自由にコーディネートしましょう。