ひとりひとりの感性にしっくりくるモノに出会ってもらえたら――。 そう願い、ヒントをお届けするこの連載。第18回目のテーマは「バッグ」です。 いよいよ楽しい夏がやってきます。旅の計画を立てている方も多いのでは。 特別な体験を思う存分楽しむならば、予定の計画はもちろんのこと、荷物の携え方もよりよいものへアップデートしたいものです。 そこで今回は、旅を快適にする2つのバッグを伊東屋本社スタッフがご紹介します。 旅する時間が、もっとたのしく、あなたらしさが輝く時になりますように。
「できるなら、荷物を持たずに歩きまわるのが理想!」こんな考えを持つくらい、とにかく身軽になって旅先での体験に夢中になりたい。
それならば、「トラベラーズポケットS」がおすすめです。
洋服のポケットのように自然に身に着けられるから、手荷物の存在感を限りなく薄くしたいときにフィットします。
「ほぼ手ぶら」の感覚を叶えているのは、バッグ未満・ポケット以上の存在感と軽さ。
旅先を回るとき、服のポケットに無造作に入れたままでは不安な貴重品や、ポケットには入りきらない必携品を運ぶのにぴったりです。
主な素材に使われているウルトラスエード(R)は非常に軽く、旅先でも負担になりません。
スエード調の質感は、カジュアルなスタイルからちょっぴりきれいめな装いまで、いろいろな服装にマッチ。
レザーよりも軽いバッグがいいけれど、ナイロン素材はスポーティすぎる…というお悩みにも応えます。
動作をシンプルにするつくりも、快適な旅を叶えるポイントです。使いたいものを迷わず手に取れるように、ちょうどいい数と大きさのポケットをつけました。
コンパートメントは主に3つ。メインコンパートメント・裏側のポケット・フラップで覆われるファスナー付きのポケットです。さらに、フラップの裏にはカードスリットもつけました。
では、具体的な使い方を。まずは、楽しい体験が待っている旅先へ、わくわくしながら移動をする空港や飛行機で…
メインコンパートメントには、パスポート・カード類・財布などの貴重品をまとめて。
余計な厚みがない形だから、中身がすっきりおさまります。使いたいものがどこにあるかすぐに分かるので、取り出すときもスムーズ。
出入国審査のときにパスポートが見当たらず、列の先頭でバッグをごそごそ探ることもなくなります。
これらを守るフラップは、安心感のある長めの設計。開閉はマグネット式で、ぱっと手をはなせば自然と閉じるつくり。
すばやく蓋が閉じるので、フットワーク軽くいたい空港のシーンでも便利です。
「蓋のないつくりだから、ちょっぴり不安」や「コンパートメントがひとつの簡易的なつくりだから、中身が散らかってしまう」といった、ミニバッグにありがちな小さなストレスがありません。
フラップに隠れるファスナーつきのポケットには、家の鍵や身分証など、移動中は出番の少ない貴重品を収めて。
また、蓋のない背面のポケットには、出し入れの頻度が高いものの一時待機場所として。
たとえば、スマホ。両手を空けたいときにサッと入れて、使いたいときにはワンアクションで取り出せます。
いよいよ旅先に到着しホテルに荷物を預けたら、これひとつを肩にかけ、さっそく身軽にお出かけ。
必要なものはここに収まっているから、中身を入れ替える手間もほとんどなく、すぐに観光に出られます。
このとき、小さくたためるエコバッグをプラスすれば、お出かけ先でおみやげや飲みものが増えても安心です。
軽くてやわらかな生地は、繊細に見えてとても丈夫。尖ったものもなかなか通さず、通常の力ではそう簡単に引き裂かれることはありません。
屋台の出ている賑やかな市場を歩きまわったり、自然豊かな公園を散策したり、アクティブに行動するときにもぴったりです。
また、翌朝はホテルでの朝食に携えて。
「どうしよう」と悩みがちな、ビュッフェ形式の食事での手荷物。これがあれば、席を立つときも貴重品を肌身離さず身につけられますし、両手がフリーになるので、料理をお皿にのせていくときもバッグが邪魔になりません。
しまうところに迷いがちなホテルのカードキーも、フラップ裏のカードスリットに入れておけば迷子になりません。
まるで洋服の一部のように荷物を携え、旅を思いっきり楽しむためのバッグです。
旅先では、身軽さはもちろん、心身の心地よさも大切にしたい… こんな想いに応えるバッグとしておすすめしたいのが、「トラベラーズポケットL」。
非常に軽くスリムさはありながら、旅先でも豊かに過ごすための +αなアイテムまで携えられるバッグです。
+αのアイテムとは、 ハンドクリームやウェットティッシュなどのケア用品、日焼け止めや日傘など。
スマホやお財布のように「これがないと困る」マストアイテムではないけれど毎日使い、気持ちよく過ごすために必要なものたちです。
トラベラーズポケットLは、これらを携えられる容量・取り出しやすいつくりと、身軽さを両立する「大きすぎず小さすぎない」ちょうどいいサイズ感のバッグです。
ふだんと同じように心身を心地よく保つことで、旅先での非日常な体験も最大限に楽しみたい、と考える方におすすめです。
荷物を最小限に絞らずいくつかプラスしたいとなると、バッグのどこに何をしまうか整理するとき、ちょっとしたコツが必要になりますよね。
そんなとき、このバッグはポケットを充実させているから、難なく整理ができるんです。
しっかり容量のあるメインコンパートメントの内部にはミニポケットが2つ、鍵など小さな貴重品をつなげておけるストラップがついています。
フラップの表にはファスナーつきの大きなポケットを、背面には蓋のないオープンなポケットもつけました。
機能だけではなく、ビジュアルも美しく。いずれも両立するようバランスよく仕立てています。
スエード調の生地と本革のコンビネーションで、カジュアルながら上質な印象。幅広いスタイルになじみます。
使えるシチュエーションが限られてしまうと、スーツケースにいくつもバッグを詰めることになりますが、これひとつあれば様々なシーンに対応できます。
さて、旅先での使い方ですが…
出し入れをさっと行いたいパスポート・航空券・財布といった貴重品は、フラップについたファスナーつきのポケットに。
ファスナーと、しっかり深さのあるポケットが貴重品を守ります。
メインコンパートメントには、ハンカチ・イヤホン・メモ帳などに加えて、乾燥する機内で使いたい保湿スプレーやハンドクリーム、リップクリームなどのケア用品を。マチが広すぎないから、ものを立てた状態で収められます。リップクリームや小さなスプレーなど、他のものに紛れがちな細々したものは、内ポケットに入れればバッグの中で迷子にならず、わざわざポーチを用意する必要もありません。バッグを開けたときにどこに何があるか一覧できるので、使いたいときに目的のものをすぐに取り出せます。
大事だけれど見失いがちな鍵も居場所がすぐ分かるように、フック付きのストラップもつけました。絶対に失くしたくない家の鍵をつけておけば安心です。
蓋のない背面のポケットには、使う頻度の高いスマホに加えて、移動時間に読みたい本や旅先への期待感高まるガイドブックを。読みたいときすぐに手に取れて、席を立つときにはさっとしまえます。
いざ目的地に着いたら、現地での体験をより快適にするアイテムたちに中身を入れ替えて出かける準備を。
出し入れが少なくなるパスポートなどの貴重品は、メインコンパートメントのミニポケットに。そこに、お出かけをより快適にする小さめの日傘や日焼け止め、より旅を楽しくするカメラなどをプラスしてはいかがでしょう。お土産を買うならば、エコバッグをしのばせるのもよさそうです。
背面のポケットには、思い立ったらすぐ使いたいものを。 移動中に読んでいた本をウェットティッシュや消毒スプレーなどの衛生用品に入れ替えて。たとえば、観光中にジェラートなどの食べ歩きを楽しんでいる最中に手にこぼしてしまった… そんなちょっとした汚れが気になったとき、すぐ手に取れます。
心地いい旅の時間をサポートしてくれるアイテムたちをこれだけ入れても、身体に沿う薄さとやわらかさのおかげでとっても身軽です。
家を出て戻るまでの全てを素敵な旅の体験にしたい… そんなときに手に取っていただきたいバッグです。
今回ご紹介したのは、旅先で使いたい2種類のバッグ。どのように楽しみ、どのように過ごすかは人それぞれ。 プランにあわせて荷物の運び方もブラッシュアップすれば、この夏の旅が、より特別な思い出になるかもしれません。
COLOR CHART
カラーバリエーションがパワーアップした「カラーチャート」。上質な素材だからこそ際立つこだわりの色で、ビジネスツールをもっと自由にコーディネートしましょう。