COLOR CHART
「らしく、いこう。」#15
― あなたをつくる、はたらくツール ―

ノートにレザージャケットを着せる　
ノートカバーA5

新しい年のはじめに新調したいノートやダイアリー。毎日のように使うから、手に取るたびに心地よく、気分が高まるものを選びたい。であれば、ノートリフィルにプラスして「カバーをつける」選択をしてはいかがでしょうか。

なぜなら…表紙の美しさも用紙の質感・罫線も、いずれも満足いくノートに出会うのはなかなか難しいものだから。自分の気分を上げたりビジネスの場でも使えるもの、となるとなおさらです。そこで、気に入った中紙のノートにカバーを羽織らせれば、表紙も中紙も自分好みの、満足感の高いノートが完成します。

長く使うならばカバーは「革製」がおすすめ。特別な手間をかけずとも、美しさをキープしやすいからです。カラーチャートのカバーは外側だけでなく内側も含めて、全て本革。外側に用いた細やかな型押し革は、丁寧に扱っていてもふとした瞬間についてしまう軽い擦り跡をカモフラージュする効果も兼ねています。スムースレザーならば気になる、「使い始めて間もないのに、気になる跡がついてしまった」ということも少なくなります。

ただ「レザーのカバーは重そう、かさばりそう･･･」という声も伺います。私もそう考えていました。ですが、このカバーはソフト表紙のノートの軽やかさを活かしたまま使うことができるのです。

特長は、カバーとノートの一体感とコンパクトさ。独自の設計により、カバーをかけたときのサイズアップを最小に抑えたので、デスクの上でも必要以上のスペースをとらずに使えますし、バッグの中でもかさばりません。
さらに、しなやかに仕立てているからノートにも手にもなじみやすく、開きやすく書きやすい。いうなれば、ハードカバーではなく”セミ”ハードカバー。ノートを開くときの抵抗感がほとんどなく、ノートの機能を最大限に発揮できます。
着心地の良い服のように、心地よくノートにフィットします。

さらに仕事へ向かう気持ちを高めるために、ノートにジャケットを着せるように色をチョイスしてはいかがでしょう。

たとえばお仕事のモチベーションを高めるなら、あざやかな「ランタンチェリー」。最高潮に熟した鬼灯（ほおずき）からインスパイアされた、あたたかで華やか、印象的なのに上品なオレンジです。個人的には、いい意味で刺激がもらえるというか、晴れやかで前向きになれるような感覚が…ちょっぴり気分が乗らない時があっても「もう少しだけがんばってみようかな」とパワーをもらえそうです。

人と会う機会が多いならクリーンで洗練されたベージュ「コスタルケーヴ」はいかがでしょう。都会的で凛とした雰囲気がありながら、緊張感をほどくような優しさがあるカラーです。
ベージュはほんの少しの色味の差で印象が一変する色。「コスタルケーヴ」は”きりっと”とやわらかさがバランスよく共存するよう、しっかりこだわって仕上げられています。
ほどよく艶めくレザーの質感も品のよさを引き立て、持つ人の印象を穏やかに整えます。

他にもフォーマルなシーンに使えつつ、より彩りが欲しいならば、グレイッシュなブルー「ブルーミスト」もおすすめです。静けさがあるブルーは、考えに行き詰まって脳内が散らかってしまったとき、落ち着きを取り戻すきっかけになってくれるかもしれません。

カラーは12色と豊富にあるから、フィットするカラーでぜひ、素敵なノートに仕上げていただきたいです。

箔押しでより自分らしさをプラスすることも可能です。お名前を入れるのはもちろん、お気に入りの言葉を刻印するのもおすすめ。仕事に取り組む時、または一呼吸入れたい時のルーティンとして目に入るよう刻んでおけば、毎日ノートを開くたび「よし！」と気持ちよくスタートを切れそうです。

アクセサリーのように身に着ける、
IDカードホルダー

会社でIDカードを常に持ち運ぶ、という方はカードホルダーを新調するのはいかがでしょう。相手に見えるよう名刺や社員証を入れたり、IDカードのうっかり忘れを防ぐアイテムですが、「つける義務があるから」「持ち忘れがないように」とお持ちになっている方も多いのではないでしょうか。必携品だからこそ、使い心地が良く気分も高まるように持ちたいものです。

それなら、アクセサリーのように手に取れるカードホルダーを選ぶのも、ひとつの手ではないでしょうか。カラーチャートのIDカードホルダーは、ビジネスにふさわしくありながら、首元を素敵に飾れるようにつくられた美しい佇まいのホルダーです。

美しい本革の色を引き立てるように、ディテールにこだわり仕立てられています。
リールの付いたタイプはその周辺にコイルなどの小さな部品が必要になるのですが、これらを革で覆う独自のつくりがこのホルダーの特長。無機質な部品がむき出しになっていることが気になっていたなら、特におすすめしたいホルダーです。

ハリのある革でつくられているので、しっかりとカタチを保つのもポイント。なじみの良い革は、ともすればくたっと見えてしまう恐れもありますが、それがありません。
ネックストラップも本革製。つけ心地はどうかと言いますと…内側には布地が貼られているので首への当たりが和らぎ、違和感のある硬さはありません。

カラーは12色。オフィスファッションとのコーディネートやモチベーションを高める色を、アクセサリーのようにお選びください。

たとえば、アクセントにするならば華やかなピンク「ピオニーブーケ」はいかがでしょう。
艶やかに咲くシャクヤクの花束をイメージしたカラーです。控えめな色調が多くなるオフィスファッションに、ぱっと大輪の花が咲いたような鮮やかさがプラスされる、毎日使うのが楽しみになりそうなピンクです。
レザーの艶とゴールドのメタルパーツで、可憐すぎずエレガントな雰囲気をまとえます。

知的で信頼のおける印象に、ひとさじの個性も取り入れたいなら、こだわって仕上げられたネイビーもおすすめです。「トレンチブルー」と名づけられたこの色は、見る角度によって様々な色が見えてくる海溝からインスパイアされたカラー。光に反射しながらゆらゆらと揺らめく海中の景色のように、ネイビーの中にグレーやグリーンのニュアンスがほのかに感じられるように色づけられています。
タイムレスなスタイルに、さりげない自分らしさをプラスしたいときにぴったりです。

軽やかでクリーンなイメージがお好みなら「シェルホワイト」も。貝殻のようにナチュラルで優しいオフホワイトだから、目立ちすぎずコーディネートになじみます。年はじめの気分にぴったりの、さわやかさがあるカラーです。

細部に目を配りシンプルにすっきり仕上げたデザインは、使う人の魅力を引き立てます。「主張しすぎず、けれど高級感はほしい」も叶えます。

必要なものは美しく机上に出す、を叶える
革製トレー

デスク環境をもう1歩快適にしたい、という方は革製トレーを取り入れてみるのはいかがでしょう。デスクワークを充実させるために気分を上げつつ、机の上は整頓された状態を保ちたい。心地よく考え事に没頭する環境をつくるアイテムとして活躍します。

直線的なフォルムだから、同じく直線的な仕事机にばっちり収まり、整頓された印象を叶えます。
デスクワークではパソコンや資料の他にも、筆記具、オンライン会議に必要なイヤフォン、スマホの充電コードなどがデスクの上にあふれがち… これら不揃いな形の細々したものを受け止め、パッと置いても「整頓されている状態」をつくるには、このトレーのすっきりした四角いフォルムが役立ちます。

レザーでつくられているのもポイントです。高級感と品のよさを保つのはもちろんですが、収めたものに頻繁に手を伸ばすなら、トレーに戻す時の「音」も気になります。メタルや陶器のトレーも素敵ですが、「ガチャ」と硬質な音が気になったり、ふいに落として割れてしまわないかも不安なところです。レザーならば、音が響きにくく気になりません。入れるものをやわらかく受けとめてくれる使いやすさが毎日のお仕事にぴったりです。

無機質な印象にならないように、ボタンにもレザーを着せました。このボタンは、職人がひとつずつ手作業で丁寧に革を巻いて仕上げています。触れたときの感触や音にまで配慮したデザインが、デスクの美しさも叶えます。

使い方ですが… たとえば、リモート会議に使うイヤフォンや、目薬・リップクリームなどの頻繁に使いたいケア用品をまとめておくのはいかがでしょうか。
このようにケア用品を待機させるなら、清潔感と清涼感のある淡い水色「ホライゾンブルー」がぴったりです。会議が続く慌ただしい一日でも、ほんの少しグレーを含んだ心地よい明るさのあるブルーが、気持ちをリフレッシュさせるきっかけをくれるかもしれません。

また、デスクワークでよく使うペンをすぐに手に取れる位置にスタンバイさせたり、「仕事に集中したい」と外した腕時計やアクセサリーを一時的に置く使い方も。底がわずかにふっくらとしているので、大切なペンや装身具を座り心地のよいソファのようにやさしく受け止めてくれます。
集中する時に使うなら、デスクも気持ちもほどよく引き締めてくれるカラーがおすすめです。クールすぎず温かさを感じさせる「アンカーグレー」なら、重々しい雰囲気にならず、どんな空間にもシックになじみます。

実はこのトレー、四隅のスナップボタンを外すとフラットになります。PCケースにも入る薄さで、持ち運びもできるのです。今日はお家で、明日はオフィスでというように、働く環境が日によって変わっても負担なく運べます。
お気に入りのトレーを傍らに置くことで、デスクワークの荷物を整えながら、お仕事のスイッチを入れてくれる存在として活躍してくれそうです。