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COLOR CHART
『らしく、いこう。』
― あなたをつくる、はたらくツール ―



"はたらく"に対しさまざまな考えやスタイルが生まれている今、そこで使いたいものも人それぞれ。

ひとりひとりの感性や働き方にしっくりくるモノに出会ってもらえたらーー。
そう願い、ヒントをお届けするこの連載。第12回目のテーマは「バッグ」です。

日差しが強い日も増え、いよいよ楽しい夏がやってきます。遠出する機会も増え「今年は久しぶりに旅の予定がある」という方も多いのでは。旅を思う存分満喫するなら、荷物の携え方も快適に整えたいものです。今回は伊東屋の本社スタッフが、旅を快適にする2つのバッグをご紹介します。

旅する時間が、もっとたのしく、あなたらしさが輝く時になりますように。

今のわたしにしっくり、に出会う@COLOR CHART #12

case1 身軽さも収納力も両方ほしい旅に。
使い勝手のよい「2WAYバッグ」


はじめにご紹介するのは「2WAYショルダーバッグ」です。

荷物を運ぶとき、こんな想いを抱いたことはありませんか。
「旅先では荷物をひとまとめにして身軽でいたい。けれども、出先でも快適に過ごしたいのでマストアイテムに加えて持ち歩きたいものがある」。
こんな望みをお持ちの方におすすめしたいのが、このバッグ。無駄のないすっきりした姿を保ちながら「快適に過ごすために、あるといいもの」が運べる容量がある。加えて、シーンにあわせて2つの持ち方ができる、使い勝手のよいバッグです。

まず、必要十分な容量であるのがこのバッグの良さ。
バッグは大きすぎても小さすぎても困るものですが、マストアイテム+αを持ち運べる容量がありつつ身軽に動くのにも適した、バランスのとれたサイズが持ち味です。
たとえば夏の旅なら、お財布やスマートフォン・ハンカチ・鍵などの必携品に加えて、日焼け止めやウェットティッシュ・日傘・サングラスなど、夏の外出を快適にするためのアイテムも一緒に運びたいもの。これらがしっかり収まります。


構造的にも必要十分。一見シンプルに見えますが、実は複数あるポケットのおかげで持ち物を機能的に収めることができるんです。

まずメインコンパートメントには、出し入れの頻度が高くないものを入れるのがおすすめ。日傘・日焼け止めなど「1日に数回使うから持つ」類の荷物です。お財布などの貴重品を収めるスペースとしても適しています。しっかりと深さがあるうえ、ショルダーとして持てばバッグが2つ折りになり中身が簡単には露出しないから、大切なものも入れておいても安心です。

2つ折りになったフラップを持ち上げると現れるのが、ファスナーポケット。
ここには頻繁に出し入れするアイテムを収めておけば、肩にかけたままパッと取り出せるから外出先でも快適です。たとえば、ハンカチやウェットティッシュ、スマートフォンなど。とくにスマートフォンは目的地へナビゲーションをしてもらったり、記念撮影したり、とくに使う頻度が高いから常に手に取りやすい位置にあってほしい。そこで、ファスナーポケットの中にある内ポケットを定位置にしておけば、さらに快適に。
バッグの底に沈んでしまい、探しているうちにシャッターチャンスを逃してしまったり、逆に手に取りやすいようにとお洋服のポケットに入れると、重さや落としてしまわないかが気になる、といったちょっとしたストレスがなくなります。

もうひとつ、このバッグを使うたびに「ユニークであり便利」と感じているのは、ファスナーポケット内に付いたキーストラップ。
滞在中のホテルの鍵をつけておくのもいいのですが、個人的にはご自宅の鍵をつけておくのもおすすめです。仮に数泊の旅であっても、トランクに入れて運ぶのは万が一のロストバゲージを心配して不安が残りますし、自宅の鍵は絶対に失くしたくないものです。このストラップのおかげで肌身離さず身につけておくことができますし、ポケットのファスナーを閉めれば、より安心感を得られます。



2WAYな使い方ができることも、旅におすすめしたい理由です。旅先ではいくつもある目的地をハシゴするから、必要に応じて持ち方を変えられるのはなにかと便利です。

ショルダーバッグとして持てば両手がフリーに。ふと入ったお店で気になった商品を手に取ったり、次なる目的地への道を調べたり。好奇心の赴くままに自由に動けます。トートバッグとして持てばA4サイズも入るから、観光案内所で手に入れたパンフレットも運べますし、バッグの容量もちょっとだけ増える。これがいいです。

たとえば《旅先で美術館を訪れたあと、周辺の街をお散歩&お買いもの》という、屋内と屋外を交互に行き来するときにありがちな、こんなシーンに。
「空調の効いた館内で羽織っていた薄手のカーディガン、真夏の屋外では脱ぎたい。バッグにしまいたいけれど、エコバッグをもうひとつ持ちたくないな…」 こんなときはショルダーからトートに持ち替えれば、バッグが縦に伸びてちょっとしたスペースが生まれます。

他にも、ふと立ち寄ったコーヒーショップで偶然出会い購入した小さなお土産やペットボトル飲料など、ほんの少し荷物が増えるケースは意外とあるものです。「エコバッグを出すほどではないけれど、ちょっとだけ荷物が増えちゃった」こんな場面でスマートに対応できます。

一方で荷物が少ないときも負担になりません。
マチがなく柔らかな生地を用いているから、荷物の分量に合わせてすっきりフラットに整います。余計なスペースが生まれにくいから、軽やかに観光を楽しめます。

シンプルなビジュアルでお洋服に合わせやすいのも便利な点。
すっきりしたシルエットとなめらかな質感できれいめスタイルがつくれるから、上質な印象がほしいシーンやオフィスカジュアルで行く出張でも活躍します。バッグを1つだけ携えて使いまわしたい旅にぴったりです。

これひとつでさまざまなシーンに対応してくれる、使い勝手のよい2WAYバッグ。楽しく快適な旅をかなえるためのバッグとしていかがでしょうか。

case2 マストアイテムを携える、ポケットのようなバッグ
「トラベラーズポケットS」



もうひとつご紹介するのは「トラベラーズポケット S」。
用途にあわせてバッグを複数持っていく旅におすすめしたいアイテムです。

「できればバッグを持たずに過ごしたい。でも、お洋服にポケットがない。」こんなとき、貴重品をどう携えるか悩んだことはありませんか。薄着で過ごす夏に増えがちなお悩みかもしれません。「トラベラーズポケットS」はこれに応えるべく誕生した、言うなればポケットの代わりをこなすバッグです。


「空港でスーツケースを預けたあと、渡航先で再び荷物をピックアップするまでの間、極力身軽なまま最小限の必携品を運べるように。」こんな発想から生まれたので、体に自然になじみ、いい意味でバッグとしての存在感がありません。

ぜひ体感していただきたいのですが、非常に軽いです。バッグそのものを背負ってみると、まるで何も持っていないかのようなエアリーな軽さ。ロングフライトで身につけ続けた場合にも負担にならず快適に動けるように、とつくられています。

これを叶えている要素のひとつが、Made in Japanのウルトラスエード®という生地です。とても軽くてふんわりなめらかな質感でありながら、摩耗に強く耐久性があります。さらに、シワになりにくく美しい形状を長く保つという、とにかく高機能な素材です。荷物はできるだけ軽いに越したことはありませんが、まるでポケットのような携え方を可能にしています。

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ハンズフリーで貴重品を携えたい場面はいくつかありますが、まずは旅先に向かうフライトの場合。
運ぶ荷物は…お財布・鍵・スマートフォン・パスポートなどの貴重品、ハンカチ・リップクリーム・常備薬などの衛生用品、そしてとっさに書く場面に必要な、念のためのペンとメモ。これを、出し入れの頻度を考慮しつつバッグに収めます。トラベラーズポケットはポケットが充実しているから、小さいながらも整理しつつ荷物を収められます。

フラップを開けたメインポケットには、パスポート・財布・ハンカチ・リップクリームを。フラップの内側にあるファスナーポケットには、小さな貴重品である鍵や常備薬など細々したものを、バッグ背面のポケットにはすぐに取り出したいスマートフォン、そしてペンとメモを入れるのが私の使い方。
フラップ裏にはカードスリットがあるため、新幹線移動の場合は交通系ICも入ります。「これさえあれば何とかなる」ものを常にまとめておける上に、ポケットに整理して入れることで、手元が見えにくい薄暗い場所でもすぐにアクセスできて快適です。

また、この小さなポケットは荷物を入れてもコンパクトだから、カーディガンやブランケットの内側にも難なく収まるのも便利な点です。人の往来が多い場所にいる場合、バッグをむき出しで持つことに漠然と不安を覚えることもありますが、ブランケットの内側に収めるように持つと安心感が得られます。

飛行機内のほかにも、便利に使えるシーンはさまざま。
たとえばホテル滞在中の朝食で。ビュッフェスタイルだと度々席をたちますが、これがあれば貴重品の扱いに迷うことがありません。他にも、宿の周辺へふらっと景色を見に出たり、プールサイドに併設されたカフェバーに行くときにも気軽に貴重品を運べます。大きな荷物は預けて楽しむ陶芸の絵付け体験などのアクティビティでも活躍します。

長い時間を旅先で過ごすロングステイを楽しむには、快適さと安心感が大切。そのどちらも叶えてくれるポケットが旅をすてきな思い出にしてくれるはずです。


今回ご紹介したのは、タイプの異なる2種類の「バッグ」。
楽しい旅の時間を一層心が躍るものにするために、旅のプランにあわせて荷物の運び方を工夫するのも選択肢。この夏の旅が、より快適で充実したものになりますように。

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product 掲載商品一覧

左「2WAYショルダーバッグ」/右「トラベラーズポケットS」
バッグ下のベージュ色のケース「リサイクルレザーケースA6」/写真中央下「バゲージタグ」

ウルトラスエード®は東レ(株)の登録商標です。

旅に役立つアイテムは他にも。
自分のトランクの目印になるバゲージタグや、チケットや旅先で手に入れたカタログをきれいなまま運べるケースなど。快適な旅にあるといいアイテムもあわせてご覧ください。

COLOR CHART

2020年11月に新色が加わり、カラーバリエーションがパワーアップした「カラーチャート」。
上質な素材だからこそ際立つこだわりの色。ビジネスツールをもっと自由にコーディネートしましょう。