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  3. COLOR CHART らしく、いこう 「今のわたしにしっくり、に出会う」#9

COLOR CHART
『らしく、いこう。』
― あなたをつくる、はたらくツール ―



"はたらく"に対しさまざまな考えやスタイルが生まれている今、そこで使いたいものも人それぞれ。

ひとりひとりの感性や働き方にしっくりくるモノに出会ってもらえたらーー。
そう願い、ヒントをお届けするこの連載の第9回目にご紹介するのは、心機一転、働きはじめるこの時期に更新したい、お仕事に使うアイテムたち。

自分に合うアイテムに出会うことで小さな悩みを解決し、より自分らしく快適にお仕事に向き合えるようになった3人に愛用品をご紹介いただきました。

新しい年の働く時間がもっとたのしく、あなたらしさが輝く時になりますように。

今のわたしにしっくり、に出会う@COLOR CHART #9

case1 快適でスマートな移動が叶う、きちんと感のあるサブバッグ


一人目は「スマートな印象って、その人の信頼感につながると思うんです」と言いつつも、遊び心と個性を大切におしゃれを楽しむことも忘れないNさん。

お仕事ではWEBマーケティングに携わり、月に数回オフィスに出社する以外はリモートワークですが、出社の機会が少ないからこそ「むしろ」重宝している、マストアイテムについて教えてくれました。

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私は相手にあたえる印象を大切にしています。「この人、信頼できそう」という安心感が、心地よい関係をつくると思うからです。それはお仕事でも同じなので、ビジネスアイテムも人にあたえる印象を考えながら選ぶようにしています。この考えと私のワークスタイルにフィットしているトートバッグがこちら。


「ドキュメントトート」という名の通り、A4サイズの書類とパソコンがすっきり収まるので、社内移動用のバッグにぴったり。たまの出社のとき、オフィスでの移動に使うほか、仕事以外の場面にも大活躍。手放せなくなっています。

在宅勤務が中心のワークスタイルだと「社内移動のバッグは、頻繁に出社する場合にしか使わないのでは」と思いますよね。私もそう思っていましたが、実際はそうではありませんでした。というのも「リモートワーク中心⇒リアル会議など用事があるから出社する⇒出社する日に会議や撮影などの用事を詰め込む」つまり「出社の日に社内移動が多くなる」からです。

メインの用途は、出社したときのオフィス内での移動。会議室へ移動するときに、PC、マウス、バッテリー、スマホ、書類、ペンケース、ノート、水筒… これらすべてをバッグに入れて運んでいます。

気に入っているのが、お仕事にふさわしい程よいきちんと感があること。
生地に適度なハリがありシワにならないので、お取引先の方にお会いしたり、目上の方との会議の場に使っても、スマートな雰囲気をくずしません。とはいえ堅苦しくはなく、ちょうどいいオン感を醸し出してくれます。

バッグにたくさん物を入れてもそのスマートな印象はキープ。
これが薄手のコットンやナイロンのバッグだったら、PCと周辺用品に加えて立体的な水筒を入れると、ぼこぼことふくらんで見栄えがよくないですし、ずっしりと重そうに見えてしまいます。でもこのバッグなら、厚みのある生地とちょうどよいマチのおかげで、中のモノのかたちを拾いすぎずすっきりきれいに見える。余裕のあるたたずまいに見せてくれます。ある日の移動中、窓に映ったバッグのたたずまいをふと目にしたとき「これがスマートということか…」と我ながら納得しました。

実は、見た目だけではなく実際に持っても軽く感じます。ハンドルが肩に食い込まず、ずっしり感を感じにくいからです。バッグそのものがとっても軽いのと、ハンドルの幅もちょうどよいからだと思います。



会議への移動以外でも活躍。きちんとした印象をつくってくれるこのバッグのよさが、ここでも活躍してくれます。

出社した日は、会議室へ移動して打合せ~ランチ~また会議室へ移動して打合せ…と移動を繰り返し、退勤時にはいただいた書類を持って帰る…と、サブバッグの出番が多いです。

ランチで外に出るときはPCなどを一旦出して、お財布、スマホ、ハンカチ、ポーチなどをイン。たまの出社だからこそオフィスまわりのレストランを開拓しているのですが、店内で周りを見渡すとおめかししてお買いものに来ている様子の方もちらほら。そんな中エコバッグや手ぶらだと場違いな気もしますし、PCが入る大きなリュックなどでは気が引ける。でもこのバッグなら、こんな「ちょっとだけちゃんとしたい」シーンにもマッチして、溶け込めてしまうところも頼もしいポイントです。

また、通勤のサブバッグとしても使います。在宅勤務が中心なので、お仕事に使うものは会社には置きません。だから、出社後の帰宅時にはちょっと荷物が増えたりします。するとリュックはパンパンに…。増えるのは主にオフィス特有の大きな封筒や書類で、たとえば健康診断のキットなど、思わぬ荷物を持ち帰ることもあります。こういうとき、以前はコットンバッグを使っていましたが、カジュアルすぎてオフィスカジュアルとはちぐはぐするし、書類が折れたり曲がったりしやすいのが気になっていました。このバッグなら見た目はきちんとしているうえ、書類がすっきりと収まるのがうれしいところ。オフィスの外でも重宝しています。

また、軽くてやわらかいのに丈夫で、きれいが長持ちするのもいい。
ふだん通勤するときは付属のバンドでくるくる丸めて、リュックにしまいます。とてもやわらかい生地なので小さな隙間にもぎゅっと収まって、意外に省スペース。おまけに、他の荷物に多少押されても、使うときには革のバンドを外すとプルン!と元のかたちに戻ります。シワもつきません。丁寧に扱わなくてもきれいに保てるので、細かいことにとらわれず気兼ねなく運べています。

case2 一つ三役の名刺入れで、バッグも気持ちもすっきり整える


二人目は「面倒くさがりだし、おっちょこちょいなんです」と笑いながらも、やりたいことに全力で集中する姿が印象的なKさん。

お仕事ではマーケティングに携わり、在宅勤務を中心に週の半分ほどオフィスに出社しています。誰もが持っているあのビジネスアイテムをちょっと工夫して、便利に使っているお話を伺いました。

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私はよく、細かい忘れ物をします。急いでいたり、考えごとをしていると、“ついうっかり”が増えがちです。だから、持ち物は可能な範囲でシンプルにしておきたい。出かけるたびに持つ「定番の持ち物」に対しては、特にそうです。
加えて、いつでも「好き」があることもはずせません。お仕事の内容もそうですし、持ち物に対しても同じです。楽しみながら過ごしたいから、お仕事で使うアイテムにも「好き」が欲しい。この両方がそろってやっと満足する、という欲張りな願望があります。

…ということを考えながら選んだのが、この名刺入れ。いいものを持っているという満足感を得られるとともに、自分に合う使い方をすることで、毎日のお仕事が少し快適になりました。

この名刺入れは全部でポケットが3つあるのがポイントです。用途にあわせて仕分けしながら使える。これが、とても便利です。

使い方は、まずは名刺入れとして。メインポケットに自分の名刺を入れています。残りの2つの使い方ですが、メインポケットの前面にはいただいた名刺を一時的にしまっています。そして、同じく前面のポケットとフラップ裏にあるポケットにそれぞれ、会社で使うカードを1枚ずつ収めています。オフィスへ入室する際に必要なセキュリティカードと、通勤に使うICカードです。つまり、このケースに3種のカードを集約させているんです。

最もよかったのは、これひとつで「これさえ忘れなければ大丈夫」が叶ったこと。
仕事に集中していたり、急いでいると会議で入室に必要なカードを忘れてしまったり、商談で名刺を忘れて席に取りに戻ることが。名刺入れとパスケースに分けて持っていた時期は、お恥ずかしながらいずれかを忘れたり、取り違えたりしていました。

荷物の数が多いことが原因かも…と思い、この名刺入れを使って1つにまとめてみたら、なぜか持ち忘れが激減。忘れてしまって「オフィスに入れない!」と慌てることもなくなり、会議や来客の際、デスクの定位置に置かれたケースを持ってパッと動けるようになりました。たった1つ、小さなものを減らしただけですが、持ち物をシンプルにすることの快適さを知りました。



もうひとつ良かったのは、バッグの中がすっきりしたこと。

荷物は少なく軽くしたい方です。お仕事の荷物もできればそうしたいけれど、必要なものは削らず持ちたいから、荷物の分量は少なくありません。例えば、紙資料。私の場合、複数の資料を並行して確認しつつ情報整理することがあるので、紙資料をゼロにはできません。だから、荷物を少なくしたくても限界が…。

その中で疑問を持ち始めたのが名刺入れとパスケース。名刺交換の機会が少なくなった今、毎日は使っていないのにわざわざ分けて持つ理由ってなんだろう、1つにしたい…と思い立って試してみたら正解でした。荷物の数が減ったことで、鞄の中もちょっとすっきり。整理しやすくなりました。薄型でスリムなので鞄の中の小さなポケットにもすっきり収まっています。

ビジュアルにも満足しています。モノを選ぶとき必ず大切にしているのが、自分の「好き」を満たすもの。かつ、相手にも好印象を持ってもらえること。

このケースは、フォーマルさはあるけれど硬すぎず、まろやかさもある雰囲気が好き。私が選んだのは、ほのかに黄みがかったホワイトです。清潔感があってシンプルに好みです。そして、名刺入れそのものは目立ちすぎないけれど目に留まったときに「ビジネスアイテムに気をつかう人なんだな」と感じてもらえそうです。手にした様子もきれいなので、所作も美しく見えるような気がします。

“快適”って、何も引っかかりがないということだから、インパクトのある変化ではないかもしれません。けれどこの名刺入れを使うようになってから、気づけばいくつものささやかなストレスが解消されていました。移動のたび「忘れ物しないようにしなきゃ」と注意を払っていたのですが、小さくても必要のない頑張りを手放すことで、こんなに快適になるんだな、と感じています。

case3 ノートとの一体感が心地いい、お仕事空間をつくる革製ノートカバー


最後は「ものを選ぶときは、自分に心地よくなじんでいくことと、長く使えることを大切にしています」というSさん。

自然を愛する彼女は、毎週のように海に出かけて海岸をランニングしたり、山に登ったり、活動的な日々を過ごしています。WEBに関するお仕事で主に在宅勤務ですが、週に1、2回オフィスに出社しています。自宅でもオフィスでもお仕事モードにシフトするために、Sさんが愛用しているノートカバーについて、伺いました。

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自分の心と身体に、心地よくなじんでいく感覚が好きです。これは、モノを選ぶときに大切にしていること。ビジネスアイテムを選ぶときも同じです。使っているときに快適に使えるか、また自分の気持ちにフィットするか。私は自然が好きなので、自然由来の素材ならよりうれしいです。こうして選んだアイテムは、使うたび前向きな気持ちにしてくれますし、愛着がわいて長く心地よく愛用できます。この気持ちを満たすお仕事のパートナーのひとつが、このノートカバーです。

まず、ノートカバーを使う理由は気持ちよくノートを使いたいから。

ノートを使い込むと表紙の端が折れたり縁がボロボロになったり、そんな姿を見るとちょっと気分が下がってしまいます。気になるので、丈夫なプラスチック表紙のリングノートを使ったりもしました。けれど、自然由来の素材を選びたいという気持ちがあり…なんだかすこし気後れしつつ、ノートを使っていました。
そこでノートカバーを使ってみようと思い立ったのですが、そんななか出会ったのが、このノートカバー。選んだ理由のひとつは、本革製であること。ウールやコットン、レザーなど、自然でぬくもりのある素材は、心地よく自分の一部になっていくような気がするし、丈夫で長く使い続けられます。

もうひとつの理由は、ノートとカバーの一体感。まるで、ノートとカバーがもともとひとつのノートだったように、ぴったりとフィットします。ノートを開いたときも、背表紙の部分が無駄にゆるまないんです。無駄なところが一切なく余計な厚みが出ないから、小さな鞄にもすっと入ります。

さらにもうひとついいのが、カバーの付け外しがとてもスムーズにできること。私はなんでもノートに書くので、1ヶ月に1冊使い切るほどノートを入れ替える頻度が高いです。だから、カバーのつけ外しにストレスがあると、ちょっとモヤモヤ。このカバーは、ポケットがゆるいわけじゃないのに丁寧に少しずつ表紙を押し込む必要がなく、すっ…と無音でスムーズにカバーがつけられます。個人的な感想としては、ノーストレス。使い始めて気づいたことでしたが、私にとってはうれしい要素でした。



そして、私がなによりもいいと感じているのは、このカバーの存在が「私のお仕事空間」をつくってくれるところです。週のほとんどが在宅勤務ですが、自宅には仕事専用のデスクがありません。お仕事モードを作るのがむずかしいです。一方、オフィスはフリーアドレスで自分専用のデスクがないので、少し落ち着かない気持ちを抱くこともあります。

ですが、このノートが置かれていると、どんな場所でも自分のお仕事空間になります。自宅では、リラックスしすぎてしまうリビングのテーブルを気持ちを引き締めるワークスペースに。オフィスでは、画一的なフリーアドレスのデスクを自分の空間に整えてくれるイメージです。

それはカバーをかけることによって「これが私のお仕事ノートだ」という感覚が高まるおかげ。ノートはデスク上で占める面積が大きいこともあり、これが置かれているととても整った雰囲気が出る。ロゴや装飾がなくまっさらな美しい質感は、いい意味で存在感があります。

わたしの選んだこのブルーは、おだやかかつスマートな印象。デスクの上はもちろん、仕事に対する気持ちや意識まで整えてくれるような気が。目に入るたび、気持ちよく背筋が伸びます。

最後に…私の気持ちを一番上げてくれるのは自分だけが見える位置に箔押しした、元気をくれる言葉。私の好きな歌のタイトルです。「海」という意味の言葉で、海が大好きな私にとっては特別な、聞くだけで元気になれる歌。このタイトルが目に入ると、頭の中でメロディが流れて、前向きな気持ちになれます。

+αをしたことでこのノートカバーがもっと身近になり、より愛着が湧きました。使うたび「もっと長く大切に使っていきたい」と思える毎日のパートナーです。



今回ご紹介したのは、使い手の感性にフィットする使い方が可能な、気の利いたつくりのビジネスアイテム。何かを大きく変えたり、革新的なものを取り入れなくても、今の自分に寄り添うアイテムに出会うことで、想像以上に快適な時間をすごせるかもしれません。

product


左から時計回りに「ドキュメントトート」「二つ折り名刺入れ」「革製ノートカバーA5」
※その他本人私物

COLOR CHART

2020年11月に新色が加わり、カラーバリエーションがパワーアップした「カラーチャート」。
上質な素材だからこそ際立つこだわりの色。ビジネスツールをもっと自由にコーディネートしましょう。

  • ドキュメントトート

    カラーチャート

    ドキュメントトート

    ¥13,200(税込)

  • 名刺入れ

    カラーチャート

    名刺入れ

    ¥11,000(税込)

  • ノートカバーA5

    カラーチャート

    ノートカバーA5

    ¥13,200(税込)

  • 伊東屋ノートブックA5 ドット罫 ライトグレー

    伊東屋

    伊東屋ノートブックA5 ドット罫 ライトグレー

    ¥880(税込)

  • 伊東屋ノートブックA5 横罫 ベージュ

    伊東屋

    伊東屋ノートブックA5 横罫 ベージュ

    ¥880(税込)

  • 伊東屋ノートブックA5 方眼 グレー

    伊東屋

    伊東屋ノートブックA5 方眼 グレー

    ¥880(税込)