case3 ノートとの一体感が心地いい、お仕事空間をつくる革製ノートカバー
最後は「ものを選ぶときは、自分に心地よくなじんでいくことと、長く使えることを大切にしています」というSさん。
自然を愛する彼女は、毎週のように海に出かけて海岸をランニングしたり、山に登ったり、活動的な日々を過ごしています。WEBに関するお仕事で主に在宅勤務ですが、週に1、2回オフィスに出社しています。自宅でもオフィスでもお仕事モードにシフトするために、Sさんが愛用しているノートカバーについて、伺いました。
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自分の心と身体に、心地よくなじんでいく感覚が好きです。これは、モノを選ぶときに大切にしていること。
ビジネスアイテムを選ぶときも同じです。使っているときに快適に使えるか、また自分の気持ちにフィットするか。私は自然が好きなので、自然由来の素材ならよりうれしいです。こうして選んだアイテムは、使うたび前向きな気持ちにしてくれますし、愛着がわいて長く心地よく愛用できます。この気持ちを満たすお仕事のパートナーのひとつが、このノートカバーです。
まず、
ノートカバーを使う理由は気持ちよくノートを使いたいから。
ノートを使い込むと表紙の端が折れたり縁がボロボロになったり、そんな姿を見るとちょっと気分が下がってしまいます。気になるので、丈夫なプラスチック表紙のリングノートを使ったりもしました。けれど、自然由来の素材を選びたいという気持ちがあり…なんだかすこし気後れしつつ、ノートを使っていました。
そこでノートカバーを使ってみようと思い立ったのですが、そんななか出会ったのが、このノートカバー。選んだ理由のひとつは、本革製であること。ウールやコットン、レザーなど、
自然でぬくもりのある素材は、心地よく自分の一部になっていくような気がするし、丈夫で長く使い続けられます。
もうひとつの理由は、
ノートとカバーの一体感。まるで、ノートとカバーがもともとひとつのノートだったように、ぴったりとフィットします。ノートを開いたときも、背表紙の部分が無駄にゆるまないんです。無駄なところが一切なく余計な厚みが出ないから、小さな鞄にもすっと入ります。
さらにもうひとついいのが、カバーの付け外しがとてもスムーズにできること。私はなんでもノートに書くので、1ヶ月に1冊使い切るほどノートを入れ替える頻度が高いです。だから、カバーのつけ外しにストレスがあると、ちょっとモヤモヤ。このカバーは、ポケットがゆるいわけじゃないのに丁寧に少しずつ表紙を押し込む必要がなく、
すっ…と無音でスムーズにカバーがつけられます。個人的な感想としては、ノーストレス。使い始めて気づいたことでしたが、私にとってはうれしい要素でした。
そして、私がなによりもいいと感じているのは、このカバーの存在が「私のお仕事空間」をつくってくれるところです。週のほとんどが在宅勤務ですが、自宅には仕事専用のデスクがありません。お仕事モードを作るのがむずかしいです。一方、オフィスはフリーアドレスで自分専用のデスクがないので、少し落ち着かない気持ちを抱くこともあります。
ですが、このノートが置かれていると、どんな場所でも自分のお仕事空間になります。
自宅では、リラックスしすぎてしまうリビングのテーブルを気持ちを引き締めるワークスペースに。オフィスでは、画一的なフリーアドレスのデスクを自分の空間に整えてくれるイメージです。
それはカバーをかけることによって「これが私のお仕事ノートだ」という感覚が高まるおかげ。ノートはデスク上で占める面積が大きいこともあり、これが置かれているととても整った雰囲気が出る。ロゴや装飾がなくまっさらな美しい質感は、いい意味で存在感があります。
わたしの選んだこのブルーは、おだやかかつスマートな印象。デスクの上はもちろん、仕事に対する気持ちや意識まで整えてくれるような気が。
目に入るたび、気持ちよく背筋が伸びます。
最後に…私の気持ちを一番上げてくれるのは自分だけが見える位置に箔押しした、元気をくれる言葉。私の好きな歌のタイトルです。「海」という意味の言葉で、海が大好きな私にとっては特別な、聞くだけで元気になれる歌。このタイトルが目に入ると、頭の中でメロディが流れて、前向きな気持ちになれます。
+αをしたことでこのノートカバーがもっと身近になり、より愛着が湧きました。
使うたび「もっと長く大切に使っていきたい」と思える毎日のパートナーです。
今回ご紹介したのは、使い手の感性にフィットする使い方が可能な、気の利いたつくりのビジネスアイテム。何かを大きく変えたり、革新的なものを取り入れなくても、今の自分に寄り添うアイテムに出会うことで、想像以上に快適な時間をすごせるかもしれません。