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  3. COLOR CHART らしく、いこう 「今のわたしにしっくり、に出会う」#7

COLOR CHART
『らしく、いこう。』
― あなたをつくる、はたらくツール ―



"はたらく"に対しさまざまな考えやスタイルが生まれている今、そこで使いたいものも人それぞれ。

ひとりひとりの感性や働き方にしっくりくるモノに出会ってもらえたらーー。
そう願い、ヒントをお届けするこの連載の第7回目のテーマは「バッグ」。

フィットするものにたどり着くのは意外に難しいものですが、自分のスタイルや行動パターンに合うものに出会い、気が付けば毎日のように手に取っていた、というお二人の使い方を伺いました。

働く時間がもっとたのしく、あなたらしさが輝く時になりますように。

今のわたしにしっくり、に出会う@カラーチャート #7

case1 気持ちも整う、便利でクリーンな2wayバッグ


伊東屋の店内をデザインする部署でVMDとして働くKさん。ほぼ毎日出社をし、オフィスでパソコンと向き合う日もあれば、広告に使う写真撮影や店内装飾でアクティブに動く日もあります。プライベートでは1人のお子様のお母さん。

忙しい毎日を送りながらもおしゃれなKさんが、気が付いたら予想以上にヘビーユースしていたバッグのお話、伺いました。

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毎日使うバッグは、使い勝手がよくて快適なのが一番。ときめくビジュアルであるとともに、ファッションから浮かないことも大事にしたいです。最近、そのいずれも叶えてくれるバッグに出会い、愛用しています。


それが、このバッグ。

実は、お店のディスプレイを考える時に度々触れていました。初対面より2度目、2度目より3度目…と、じわじわ、じわじわ、心をつかまれて手に入れたもの。今ではすっかりヘビーユースしています。

まずは、とにかく軽いのが最高です!「バッグ」が好きで他にもたくさん持っていますが、共通点は軽いこと。選ぶときに一番重視しています。お買い物は結構慎重にする方で、迷うことも少なくありません。そんな時には重さが何gかまで調べて購入を検討するくらい、私にとっては重要なポイントです。ちなみにこのバッグは247g。持っているバッグの中では一番軽いかもしれません。

でも、素材は丈夫です。車のシートなどインテリアにも使われていて、長く使ってもくたびれたり擦り切れることなく、きれいなまま。この生地を使ったアイテムは社内でも人気が高いですが、5年以上使っている、という人もいます。

私は、主に通勤のときに使っています。家を出たら駅までは自転車、駅から会社までは電車で移動しますが、移動中も不快感を感じることがありません。生地がとてもしなやかで柔らかく、身体に沿ってくれるので、自転車でのアクティブな移動も快適です。また、電車のような人が多い場所で、周りの人にバッグが当たって不快な思いをさせてしまうことがないのもいいところです。隣の人のかたい本革のバッグの角が当たってごつごつと痛い時、ありますよね。でも、このバッグならそれがありません。実はこれ、使い始めてから気がついたこの子の良さ。今までより通勤時間が快適になりました


そして、特に便利だな、と感じているのは、サイドの大きなポケット
私は、ファスナーを開けっ放しにして使っています。

頻繁に使うものをいちいちファスナーを開けて出し入れするのって、ちょっぴり手間。この使い方ができるのは、2つ折りで使うとポケットが覆われてむき出しにならないから。このカタチが安心感と便利をくれます。

そして、ポケットの内側に付いている革のストラップも便利です。
私はパスケースをつけていますが、定期がポケットの中で迷子にならないから、改札を通る時にサッと取り出して、通過した後はパッとポケットに戻すだけ。お家に定期券、忘れた…!もなくなります。ストラップにつないだままにしているから、バタバタしていても、もう絶対に忘れません!

サイドポケットの中にある、マチのない小さなポケットたちも便利。
なくしたり、傷から守りたいスマホや自転車の鍵にぴったりなので、ここにしまっています。

それから、持ち方を変えて縦型のトートにできるのもいい
会社の帰りがけに、切らしていたものをふと思い出して買い足すこともしばしばです。先日も、息子のお友達が遊びに来るのにおやつを何も用意していなくて、あわてて買って帰りました。そんなときに限って、エコバッグを忘れることも…。

でも、このバッグなら大丈夫。

ハンドルを持てば、縦型のトートバッグに変身してバッグの容量が増えるんです!急に増えた荷物にも臨機応変に応えてくれます。仕事で急に書類を持ち帰ることになったり、逆に自宅から会社へ運ぶ荷物がある時にもとても便利で、何度も助けてもらっています。

ファッション的にも、清潔感のあるきれいな印象になるのが好き
私は、小さいころから整った環境が当たり前だったので、散らかっているとそわそわします。それは、きっと母の影響です。キッチンをとてもきれいにしていて、食後はお皿をすぐに洗って拭いて、きちんと収納して、必ずキッチンを磨いてから寝ていました。これもあって「きれいに整っている」を求めています。ファッションも同じ。自分も気持ちいいし、人からもそう見られたいと思っています。

このバッグは私が求めるものをくれます。

直線的なシルエットと適度にハリのある生地が、きちんと感を叶えてくれている気がします。持ち物は、お財布や鍵などの必需品から、身だしなみを整えるお化粧品や消毒スプレーまで安心できる分量を持ちますが、これらを入れてもぼこぼこと形を拾いにくいからシルエットが整って見えますし、しわにならないところも気に入っています。神経質にならなくてもきれいが手に入ります。

きちんとしたスタイルにも、少しカジュアルな装いにも合うのも、ヘビーユースしている理由です。ヌメ革のハンドルや生地の質感が、カジュアルすぎないちょうどよさを作り出しているのかもしれません。形もいい意味でクセがなくて、このグレーも絶妙でお洋服に合わせやすい。ワードローブにあると、とても便利です。

使い勝手がいいので、通勤の時だけではなく、休日のお出かけの時もつい手が伸びる、登場回数の多いアイテムになりました。オンとオフ両方使えるという意味でも2wayかも

case2 スマートで便利な、かしこいポーチ。


経営の仕事をめざして、スキルアップのための活動や学業に日々はげんでいるIさん。学生さんですが、お仕事もしています。リモートで講義に参加しつつ、活動にあわせて様々な場所に訪れる、時間や場所に縛られることのない毎日を過ごしています。

そんなIさんが愛用しているのは「ポーチL」。長年、毎日のように使っているそうです。どのように使っているのかお話を伺いました。

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できるだけ多くのことに触れたくて、興味を持ったらすぐに行動に移すので、移動や外出が多いです。お世話になっている会社のオフィスに出社したり、そこで知り合った方のつながりで他の会社にお邪魔することもあれば、美術館やジムにひとりで出かけたりもします。みんなでワイワイするのも好きなので、友人と食事をしにいくこともあります。

いろいろなところにサクサク出歩くのでバッグは毎日のように使いますが、気軽に、気取らずに持ち歩ける小さいバッグは、ちょうどいいものになかなか出会えないものです。手に入れたものの、使うシーンが限られてあまり出番がないものもあります。それはそれで気に入っているものですが、毎日使えるものって、やっぱりなかなかない。

そんな中、数年前からずっと愛用しているのがこのポーチです。

使い方をまず、ざっくり申しますと…
「とりあえず、これさえあれば出かけられる」マストアイテムをセットしています。スマホ、財布、イヤホン、鍵。これがレギュラーメンバーです。ときに、本またはミニサイズのタブレットが加わります。

使い方としては、ある時はクラッチバッグとして、またある時はバッグインバッグとして、2wayで使っています。実は頂きものですが、この使い方に行きついてからは手に取らない日はないくらい、毎日一緒です。

詳しい使い方は、というと…

まず、バッグとして使う場合。
普段は、クラッチバッグとして使うことが多いです。これだけを抱えて出かけます。見た目は大切だと感じているので、身だしなみに気を遣います。誰かに会う時、やはり印象は大事です。このポーチは、マストアイテム+本を入れても、ふっくらした生地がやわらかく包み込んでくれるので、適度にきちんとして見えるのが気に入っています


また、幅広いスタイルに合わせられるのもいいところ。最近カジュアル化が進んでいるオフィススタイルのように気負わないセミフォーマルから、休日のカジュアルスタイルまで、しっかりフィットしてくれます。ひとりで出かけるときはもちろん、友人と会うときのラフな装いにもマッチするので、バッグとしての出番は多いです。

僕は、ファッションアイテムを大きく2つに分けて考えています。
一方はベーシックアイテム、もう一方はトレンドアイテム。前者は、良い素材のものを選んで、長く大切に使います。後者はベーシックアイテムをベースに、そこに手ごろなものを足していきます。このポーチは、ベーシックとトレンドの中間。それがとても使いやすい理由ではないかと思っています。

そして、もう一方の使い方、バッグインバッグとして使う場合。
仕事でノートパソコンが必要な時やジムに行くのに水筒を持ちたい時など、荷物が多い日は適したサイズの鞄を持ちます。そんなときは、バッグインバッグとして使います。ポーチ本来の使い方です。

マストアイテムたちがここにまとまっているので、ポーチをリュックにこのまま入れれば、サクッと準備完了。あれもこれもと、細々ピックアップせずに荷物が整います。外出の性質によって持つ鞄は変わっても、ポーチをそのまま移動させるだけ。ちょっと面倒な荷造りがシンプルに済みますし、必需品を忘れることもない。それだけではなく、鞄の中の整理も同時に完了します。細部まできちっとしたいわけではないですが、どこに何があるか分かるように分類はしておきたい。おおらかに分けるくらいが過ごしやすいんですが、それを叶えてくれています。

この生地はやわらかいので鞄にぎゅっと押し込むことがあっても、シワシワにならないのがいいです。必要以上に丁寧に扱わなくてもきれいに保てるのも、長く使い続けている理由かもしれません。

目的地についた後も便利です。たとえば、オフィスに出社した日のランチの時。リュックからポーチを取り出し、クラッチバッグとして持っていきます。貴重品がまとまっているので、持ち物をひとつひとつ準備する必要がありません。一般的なバッグインバッグは、機能性が優れてはいても鞄として持てるビジュアルのものはなかなかありませんが、このポーチは鞄としても持てるから、こんなハイブリッドな使い方を可能にしてくれています

ちなみに、旅行に行く時も便利。海外に行く場合、パスポートや証明書も一緒にまとめますが、手荷物検査の時も、貴重品がまとまっていることでスムーズに仕分け~検査ができますし、渡航先で観光にでる時もこのポーチを鞄に入れて出かけています。

常に必要なアイテムたちを忘れることなく、スマートに携えられる。便利でかしこい相棒です



今回ご紹介したのは、ファッション・機能のいずれもちょうどいい、1つ2役をこなせる2つのバッグ。持ち物や外出のスタイルはそれぞれですが、毎日のように頻度高く用いるのなら、適度な汎用性を備えたものを選ぶことで、想像以上に快適なお出かけが待っているかもしれません。

product

右から時計回りに「2wayショルダーバッグ」「ポーチL(バイカラー)」「ポーチL」
※その他本人私物