"はたらく"に対しさまざまな考えやスタイルが生まれている今、そこで使いたいものも人それぞれ。
ひとりひとりの感性や働き方にしっくりくるモノに出会ってもらえたらーー。
そう願い、ヒントをお届けするこの連載の第3回目は、オフィスでありがちな”小さな必需品の扱い”に関する悩みについて。
「立ち上がるたびにあれもこれもとピックアップしているけど、実は手間」「運び方に満足できてない」「そもそも運ぶことを諦めている」……
今回は、考えにピタッと合うものを見つけたことで、この悩みをすっきり解決した人のお話です。働く時間がもっとたのしく、あなたらしさが輝く時になりますように。
わたしの職場はフリーアドレスです。企画や分析をするお仕事なので座っている時間が比較的長くはありますが、大小さまざまなミーティングのために社内をあちこち移動しています。
移動の途中で立ち話がはじまり、簡単な打ち合わせに発展することもままあります。だから、これは必需品だ、という私にとってのコアアイテムは常に一緒に運びたい。
でも、どこに入れれば…?
仕事のときの装いはポケットが小さいし、サブバッグでは大きいし。「私のコア」を入れるのにちょうどいいものを探していました。
身軽に動きたいから、理想は体と一体化する感覚で荷物の存在感を感じさせない、ストレスなく持てるもの。そして、お仕事でつかえる佇まいのもの。
この考えにぴったり合うバッグに出会い、手放せなくなりました。それをご紹介します。
この子です。お店では「トラベラーズポケット」と呼ばれていました。
名前が物語るように、まるでポケットのように気軽に身につけていられるバッグです。軽くて身軽に動け、「私のコア」を収めるのにぴったりのサイズ。
わたしが常備したい持ちものリストとしてはまず、リップクリーム、ハンドクリーム、ポケットティッシュ、メガネ拭き、ハンコ、お薬。これらを、フラップを開けたメインの収納部に入れています。
身に着けるものは、機能面はもちろん素材や質感も妥協したくないです。トラベラーズポケットは軽くて丈夫で上質な素材を使っていて、その佇まいがわたしにとってちょうど良い。
このやわらかな生地の質感がとても好きです。
一般的なポシェットというと、本革やポリウレタンの合皮、ナイロンのものを多く見かけます。本革だとカッチリしすぎてしまうし、合皮やナイロンだとちょっとくだけた印象が強すぎてしまう。トラベラーズポケットの四角いフォルムとスエードのようなソフトな風合いの組み合わせは、かしこまりすぎずカジュアルすぎず、わたしらしいきちんと感です。オフィスカジュアルな装いにマッチしています。
ジャケットにもカーディガンにも、ドレスシャツにもポロシャツにも合わせられる、名バイプレイヤーです。
座ってデスクワークするときも、ベルトを肩に掛けたまま膝の上にちょこんと乗せています。そのためにベルトは気持ち長めにしています。
トラベラーズポケットS コスタルケーヴ(左)/カーディナルレッド(中)・アンカーグレイ(右)
※その他:筆者の私物
バッグの生地について
ストレスなく身につけられて、繰り返し使ってもきれいな状態を長くキープ。これを叶えるためにMade in Japanの高機能素材を用いています。
ウルトラスエード®は東レ(株)の登録商標です。