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AUTHEN 惜しみなく注ぎこまれた“クラフトマンシップ”の数々

「縫製職人のこだわりが生み出した、至高のオリジナルレザーと技術の結晶」

『AUTHEN(オーセン)』には革と伝統の技をこよなく愛する職人と「KNOX」の想いが詰まっています。

縫製職人は、自身が納得いく本物の素材といえばナチュラルなヌメ革しか無かったため、欲しい革は自分の手で作りたいという思いから自らの手で目の前にある革に手を加えオリジナルレザーを仕上げるようになりました。

そして試行錯誤を繰り返した結果、オーセンの革(フランス産原皮のイタリアレザーと東京ピッグ)の特徴を最大限に引き出す仕上げ剤とツヤ出しのポリッシュ技術を編み出しました。
製品の仕立てでは、今ではなかなか見られなくなった昔ながらの職人技の数々を手間暇かけながらも惜しみなくつぎ込みました。

さらには日本で初めて国産ホックを開発した創業100年の老舗メーカーで作ったオリジナルホックも採用。小さいパーツでもそのバネ味が品質の良さを主張します。

それらをカタチにしたオーセンは手にするたびに「音」までも楽しめる「鳴き革」のシステム手帳となって完成しました。
数少ない真の「ジャパンプロダクト」がここにー。

「革へのこだわり」 納得のいく素材、欲しい革は自分の手で作りたいという思いから、オーセンの革(イタリアレザー、東京ピッグ)の特徴を最大限に引き出す仕上げ剤とポリッシュ技術を編み出し、高級感あふれるオリジナルレザーに仕上げる。
内装の東京ピッグ
内装に使用している東京ピッグもオリジナルの剤を塗布し、風合いの良い革に仕上げます。
外装のイタリアンレザー
外装のイタリアンレザーも、オリジナルのポリッシュ剤を塗りこみ、磨き、美しい輝きと質感を出します。
「型抜き」 東京下町の刃型職人がひとつひとつ手作業で曲げてつくるスウェーデン鋼製の精巧な型によって、丁寧に仕上げた革を型抜き。小さな型は、木槌と抜き型を使って一点一点、丁寧に抜いていく。
丁寧な型抜き
小さな型は、職人が一点一点、丁寧に型抜きしていきます。
内ポケット
型抜きされたオーセンの内ポケット。
「細部にこだわる縫製と仕上げ」 一見非効率だが2~3針ずつ進めながら確認をし糸を通していくことで美しいステッチラインを表現。今では手に入らないの電気ペンを使って糸の最後を溶かして留める作業は、ライター式より美しく仕上げるためのこだわり。ステッチワークの微妙な凹凸を革へ埋め込むためハンマーでステッチワーク上を叩き込む。見栄えが良くなり、使う人がステッチの凹凸で手をすれるのを防止する。
職人の命:ミシン
手入れの行きとどいたミシンは道具を大切にする職人の命。
ゆっくり針を進める
2~3針ずつゆっくりと進めながら、慎重に糸を通していきます。
ミシン糸の処理
電気ペンでミシン糸をぎりぎりの位置で溶かして留めます。
細部まで丁寧に
ステッチワークの微妙な凹凸は、ハンマーで埋め込みます。
「コバを極める」 職人一人一人で道具が異なるオリジナルの豆カンナを使って、コバの断面にアールをかけなめらかなエッジに仕上げる。オーセンの革は植物タンニンなめしの最高峰。浸透率が高い素上げの革であるため、磨き剤がしみ込み過ぎないよう職人技の微調整が命。
コバ磨き
カンナとやすりで表面を整えた後、剤を塗布しオリジナルの木片を使って磨きます。
仕上げに表情を整える
仕上げにやわらかい布で磨き、表情を整えます。
美しいコバ
自然な表情の美しいコバが現れます。
焦がし磨き
内装カード段の縁も手作業による焦がし磨きにより使い込んだような表情を再現しました。
「こだわりの金具」 日本で初めて国産ホックを開発した創業100年の老舗メーカーで作ったオリジナルホックを採用。エイジングを施し、アンティークな雰囲気に仕上げる。

コバ磨き

仕上げに表情を整える

「ノックスブレイン」30周年を記念したフラッグシップモデル

AUTHEN(オーセン)

「AUTHENTIC(本物)」という名を冠した『AUTHEN(オーセン)』シリーズ。手にとった瞬間からどことなく懐かしい風合いを感じるシリーズです。
最高級フランス産原皮の良質なショルダー部分を時間を掛けて100%植物タンニン鞣しで仕上げたヨーロッパタンナーの革と、同じくフルタンニン鞣しで仕上げられた東京伝統のピッグスキン(豚革)に日本の縫製職人がオリジナル加工を施したこの世に二つとない素材をコンビネーションで使用。
フラップタイプにはバネ味にこだわり続ける創業100年の純国産高品質ホックを採用。使うたびに革の鳴きとホックバネの感触を味わえます。革自身の油分により保革していくので手入れの必要がなく使っているだけで深い味わいと艶がつづく自然なエイジングも楽しめるシリーズです。

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