K.Itoya B1階 中井 絵津子 展「After Dark」 11月16日(土)～30日(土)

K.Itoya B1階におきまして、中井絵津子展 「After Dark」を開催いたします。
ふとした瞬間、頭に浮かんできた何気ない風景や言葉を表現した、どこか懐かしさと温もりを感じる作品です。
伊東屋では2年振りの個展。
銅版画作品の他、カレンダー、愛らしい小さな人形と建物のオブジェ作品、ブローチなどを展示販売いたします。
会場でゆっくりと作品との対話を楽しんで、お気に入りの作品を見つけてみてください。
皆様のご来場をお待ちしております。

【作家プロフィール】

東京生まれ
御茶の水美術専門学校 グラフィックデザイン科卒業
G.デザイナーとして、印刷会社や広告プロダクションにて勤務。
その後、フリーイラストレーターに。
銅版画と出会ってから個展は銅版画がメイン。

個展約20回、グループ展参加多数
・東京女子医大病院外来新館小児科待合室 壁画デザイン担当
・「その日から読む本」宝くじ高額当選者用読本／挿画担当
・菓子「日光ラスク」「THE RUSK TOKYO」パッケージイラスト担当
・書籍の挿絵、装画 多数担当

ソニープラザ「ライブアートコンテスト」（壁画）準グランプリ
鳥取県人権センター主催 人権絵本コンテスト入賞
ギャラリーハウス・マヤ「装画を描くコンペティション」vol.11・14入賞
2015年・2017年・2019年・2022年・2023年 カダケス国際ミニプリント展（スペイン）入選
2023年 高知国際版画トリエンナーレ、アワガミ国際ミニプリント展入選など
その他、新聞、雑誌や広告、装丁、挿絵、広報誌、パンフレット、社内報、カレンダーなどイラストのお仕事もしています。

物語が始まる、その瞬間の様な絵、ジッと見ていると、いつの間にかその中に入り込んでいた、というような絵が描きたいです。
心地良いだけでなく、少し違和感を感じる歪んだ空間にも惹かれます。

【作家メッセージ】
あまり自分の方から、作品の物語を話すことはないのですが今回は、作品一つ一つに、短い物語を付けて展示しようと思います。
たまにはそんな展示も良いかな、と。

眠れない夜、目を閉じた暗闇の中で頭に浮かんだ話や気になったニュース、好きな小説や舞台、音楽や映画、電車から見えた景色や空の色、道端の花や虫、聴こえてきた言葉の響き...
それらの点を結んで出来上がる構図は銅板の上でひとつの作品になります。

見て下さる方が夜、お布団の中で眠る時に、私の作品がその方の頭の中にぽつんぽつんと浮かぶとしたら...嬉しいです。

中井 絵津子 展「After Dark」
開催期間：2024年11月16日(土)～30日(土)
※最終日は18:00で閉場いたします。
場所：K.Itoya B1階