K.ItoyaB1 山宮律子 Exhibition 11月26日(木)～12月15日(火)

店舗詳細

K.Itoya B1Fフレームコーナーにて山宮律子 Exhibition を開催いたします。　

「誰もいない部屋」

女性や花、鳥や果物などをモチーフに、色鮮やかな多色刷りとシャープな線で美しく優雅に描いている山宮律子さんの版画作品。
新作のアクリル画、モノタイプ、銅版画を約50点展示・販売いたします。人気のミニ額付版画は、クリスマスプレゼントにもおすすめです。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

■作家プロフィール
＜銅版画歴＞
グラフィックデザイナーを経て、銅版画家となる
1996年　デザイン事務所勤務の傍ら銅版画の創作を始める。2001年より銅版画に専念
2003年　第3回NAU21世紀美術連立展推薦出品　　
2005年　第50回CWAJ現代版画展　入選　
2007年　第75回日本版画協会展　入選　　
2010年　第9回レッセドラ国際ミニ版画展（ブルガリア)　入選
2015年　第35回カダケス国際ミニプリント展（スペイン）グランプリ受賞　
　　　　アワガミ国際ミニプリント展入選　　
2016年　第5回FEI PRINT AWARD 版画公募展　入選
2017年　第61回CWAJ現代版画展　入選
2018年　第62回CWAJ現代版画展　入選
2019年　第63回CWAJ現代版画展　入選
アワガミ国際ミニプリント展入選

＜銅版画収蔵＞　　
米国議会図書館（ワシントンDC）／カタルーニャ国立図書館（スペイン）

＜個展＞　　
2001年より多数／東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・群馬・新潟・
名古屋・大阪・京都・奈良・神戸・広島・高知・松山・福岡・島根

＜主な仕事＞
● 2012年～2014年　銀座和光の月刊情報誌「チャイムGinza」表紙
● NHKラジオ講座テキスト「基礎英語」「続基礎英語」表紙イラスト
● 歌舞伎座　第30回・第3４回・第3５回「俳優祭」のためのTシャツ・浴衣などグッズデザイン　他多数

■作家メッセージ
いつもは銅版画のみの展示ですが、今回はアクリル画とモノタイプ（一点物の版画）が加わります。
モノタイプは初めての試みです。モノタイプの「モノ」は「一つの」という意味です。
これは版画の一種で、手順としては、透明の版にローラーでインクを乗せ、ヘラや布などを使ってインクを拭き取ったり摩ったり、又、直接筆で描いたりします。それに用紙をあて、プレス機で圧をかけ刷ります。作品は１枚しか得られず、刷り増しは出来ない一点物になります。

まっさらな面に向かって描いていく初めての作業は試行錯誤の連続でしたが、１色２色と行程を重ねるうち、想像を巡らしイメージがどんどん深まってゆく過程に面白さを感じました。そして、紙をめくって出来映えを確認する瞬間のドキドキ感は、いつもたまりません。これこそ版画の醍醐味です。
アクリル画と銅版画に加えた新たなモノタイプ、是非ご覧ください。
コロナ禍の大変な状況で、思うように動けない日々が続きますが、私の作品によって少しでも心が穏やかに、リラックスして頂けたら幸いです。

山宮律子ホームページ　
http://chiyoda-litz.la.coocan.jp/

「テーブルの上の静物Ⅲ」