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2019.01.23

COCO and WondRous Gang Market 2月5日(火)~18日(月) サカモトリョウさんインタビュー

誕生から15年のアニバーサリーイヤーを迎えたCOCOちゃん。
2月5日(火)からの2週間、G.Itoya1階にてイベントを開催します。
いつものCOCOちゃん商品に加え、先行販売や限定商品をご用意。

★サイン会開催決定★
2月11日(月・祝)には、作者のサカモトリョウさんのサイン会を開催します。
(別会場にて・写真撮影はご遠慮ください)

開催時間
①13:00~14:00
②14:30~15:30
定員:各回ともに100名 
※メッセージなどの記入は致しません。

<サイン会参加条件>
当日イベント会場内でCOCOメッセージギフトボード(シール付) 580円+税を含む
1,500円+税以上のCOCOちゃん商品をG.Itoya1階レジにてお会計のお客様で、
サイン会をご希望の方にG.Itoya1階レジにて整理券を配布いたします。


COCO and WondRous Gang Market
開催期間:2月5日(火)~18日(月)
場所:G.Itoya1階 あづま通り側イベントスペース


このたび、サカモトリョウさんの作品の秘密に迫るインタビューを行いました。
絵描きとなったきっかけからCOCOちゃん誕生秘話など、貴重なお話をお聞きしました。
(インタビュー:2018年12月 グリーティングライフ 東京・青山にて)

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■伊東屋の印象を聞かせてください

銀座にある老舗の文房具屋さん。少し敷居が高いように感じていました。
そのようなところでイベントを行えることがすごく楽しみです。


■絵を描き始めた頃のこと

自分のことは「絵描き」だと思っています。職業を聞かれたら「絵描き」と答えます。
子どものころから絵を描くのが好きでした。
それと映画も大好きで、映画に関わる仕事に就きたいと考えていました。
両親が映画好きだったことも影響うけているのかな。
まだ漢字が読めない頃から、洋画(字幕)もたくさん観に行ってました。 
ある時、母がくるみ割り人形のコマ撮りアニメーションの映画に連れていってくれて、
そこで本を買ってもらったんです。そこにはそのアニメーション映画の監督が、
自分のまわりに映画で使用した人形たちを置いて写っている写真があり、
こうやって自分の世界観を立体で作れる人になりたい!と思ったのが最初だったのかもしれません。

その後、アメリカ・イタリアへ渡り、美術やアニメーションを学びました。
映画美術をやりたかったので、平面ではなく、立体物を動かすこと(コマ撮りアニメーション)を
中心に勉強しました。
今でも、映画界でレッドカーペットを歩くことが目標なので、いつか映画にたずさわりたい、
動かしたい、という思いは強くあります。


■COCOちゃんが生まれたきっかけ

友人と一緒に代々木公園にスケッチをしに行ったとき、初めて女の子を描いてみたんです。 
というのも、当時はモンスターの絵など、いろいろな生き物を描いていて、
"人"はあまり描かなかったんです。
初めて女の子を描いたので、父に見せると、
「これは200回描いたら 絶対何かが起こるから、200回描いてごらん」と言われました。
父の言葉を信じて描きつづけた結果、今のCOCOちゃんの姿がほぼ出来あがっていました。

その後、東京ビッグサイトで行われたデザインフェスタ(2002年)にCOCOちゃんを持って
初めて出店しました。そこで、ある方に声をかけて頂き、その繋がりで、
ポストカードをお店で取り扱ってくださることが決まったのです。
ポストカードを自分の家で月に何千枚と刷ってそのお店におさめました。
それが2003年の春、「COCOちゃん」としてのデビューです。
 
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グリーティングライフ オフィスにて


■制作の時間は、一日の中でいつ頃ですか。一日の流れを教えてください。

アトリエは自宅です。太陽の光でしか描きません。日が沈んだら作業は終了。
電気を点けなきゃいけなくなったらもう描きません。
夜はベッドに入って大好きな読書タイム。
作業中は、海外アニメーションを流していることが多いです。
『ピーナッツ』が一番好き。スヌーピーと仲間たちがしゃべっている感じがすごく好きで、
それを聴きながらいつも COCOちゃんを描きます。
   
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COCOちゃんのできるまで


■フランスでの絵本デビューについて

イタリアのボローニャ国際絵本原画展に行ったとき、出版社ブースの担当の方に突然ポートフォリオを
見てもらえることになったんです。
本当は友人の通訳の役目で行った出版社だったのですが。
そうしたら、担当者がCOCOちゃんの絵を見てすごく笑ってくれて、すぐにお金や契約の話を始めたのです。
あまりにも突然の出来事に「これで出版が決まっているのかな」と何ともいえない嬉しい気持ちになりました。
こうして気づいたら、フランスの出版社との仕事が決まっていました。


■COCOちゃんのまわりのキャラクター

ポストカードの絵を描き始めたころ、COCOちゃんと動物たちを描くことが多く、
それが好評で、動物のおともだちがたくさん生まれました。
あとは、赤いモンスターのモーリス。これは、アメリカの絵本作家 モーリス・センダック さんの
「かいじゅうたちのいるところ」(冨山房)の絵本が大好きで、
だから自分のモンスターの名前は「モーリス」にしているんです。

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COCOちゃんとモーリス


■お気に入りのキャラクターは誰ですか

パッと思いつくのが、ジョニーという植物図鑑を持っている男の子ですが、リッキーも好きです。
実はリッキーにはモデルがいて、すごく気が合う仲良しの男の子です。
でもやっぱりCOCOちゃんが1番! 
よく聞かれますが、COCOちゃんにモデルはいません。
なんでこの形になったのかは全然わからないです。
最初からこれが完成形なんです。髪型、服装、のびのび手足まで。

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人気のガーランド


■COCOちゃんの好きなもの、口笛、ケチャップはどこから

COCOちゃんを描いていると、口笛を吹かせたい。って思うんですよね。
ケチャップは、自分が大好きだからです。ケチャップが食べたくて目玉焼きを食べるくらい。
おしゃれなメーカーのものをプレゼントされたりするけれど、どこでも手に入る甘めの普通のが1番好きです。


■今後取り上げてみたい題材はありますか

おばけを描いてみたら?と影響力のある人から言われています。モンスターではなくって。
COCOちゃんとはまた違うかもしれませんが、いつかおばけを描いてお話を作ってみたいと思っています。


■お絵かきをしている子どもたちにアドバイスを

「パティシエのモンスター」(かわむらげんき作 サカモトリョウ絵 マガジンハウス刊)を出版した時に、
本屋さんで子どもたちとぬりえのイベントを開いたことがあります。
すごく自由に塗っている子や、突拍子もない色を選ぶ子を褒めて、
だからお母さんたちにも「それを推奨してください」と伝えたことがあります。
お母さんたちは、何を描いても、褒めてあげることがいいんだろうなあと思っています。
子どもの絵を直しちゃったりする人もいるけれど、そのままが1番。

むかし、ピンクのゾウを描いていると、4歳の女の子に「そんなの図鑑にないよ」と
言われたことがありました。一般的にはそうかもしれない。
ただ、「ぞうのエルマー」を描いたデビッド・マッキーの教室に通ったときに、
彼に「アフリカなどに行けば、想像を超えるものってほんとうにあるんだよ。
君が想像したものとは限らない、本当にあるかもしれないんだよ!」と言われたことを思い出します。
「どんなこともありうる」と可能性を限りなく広げて考えることが、自分は好きなので、
人にもそういった可能性の広がりを感じてもらえたら、と思っています。

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この作品に使われている色鉛筆など


■描く世界で好きな都市、イメージしている街並みはありますか

特にないなあ...。
海外に行くことがよくあるので、そこで何かしらのフィルターを通して見ているのかもしれないけど。
特にニューヨークの本屋さんが好きです。ニューヨークが好きというより、本屋さんが本当に好きなんです。
小説が好きで、本をめちゃくちゃ読むので、だからいつも海外にいくときは、
スーツケースの半分を空にして行って、その半分をたくさんの本で埋めて帰ってきます。

読んでいるお話から浮かぶイメージと言葉をもとに発想して、COCOちゃんの世界を描くこともあります。
本を読んでいる時は自分の頭の中でその世界を想像するので、
本を開いた瞬間から頭の中はすぐその街の風景になります。
たとえば今読んでいる本、1920年代頃のアメリカの新聞社の話なんですが、
大恐慌の頃で、みんな「グレー」っぽいな、新聞社だから着ている服は「地味」だなとか、
そういったことが浮かんできます。
本を読んでいるときが、気分転換でもあり、一番癒される時間でもあります。


■読んだ本はどうしていますか。家に全部ありますか。

気に入っているものは家に置いていますが、半分くらいは近所の図書館に寄付しています。
年に3回くらい図書館にまとめて持って行きます。


■とくにお気に入りの本はなんですか。またどんなジャンルを読まれますか。

とくに、お気に入りなのはBetty Smith著『A Tree Grows in Brooklyn』です。
この翻訳版は 残念ながらすでに絶版なんです。
お気に入りの本は3回ぐらい読み直します。
ジャンルは、いろいろ。ファンタジーや絵本なども読みます。
以前は洋書しか読まなかったのですが、今は食わず嫌いにならないように、日本の方の作品も読んでいます。

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■作品制作で使用する文房具

これがあれば「COCOちゃんが描ける」というものが決まっています。

・鉛筆
Bの鉛筆。どこのものでもいいです。
今はトンボ鉛筆「ハローネイチャー」です。おしゃれなのじゃなくて、普通の鉛筆でいいです。

・消しゴム
「MONO消しゴム (トンボ鉛筆)」 大きめのサイズを買って小さくカットして使います。

・色鉛筆
「カリスマカラー(サンフォード)」が一番好きです。 
軸が木地で、頭がすぱっと斜めに切られている、昔のデザインがとくに描きやすいです 。
「ルミナンス(カランダッシュ)」 油性のものを使用しています。

・水性ボールぺン 
「ユニボール シグノ(三菱鉛筆)」 色はブラウンブラック 芯0.38

・スケッチブック 
「ヴィフアール(マルマン)」のスケッチブック(サイズFO)を裏側から使っています。
普通に開いた側(紙の表側)だと消しゴムを使った時にちょっと表面が気になるので、
裏側から使うとちょうどいいんです。
自分の好きなポストカードを貼ってこっち側が正面だよ!というふうにしています。
 

■このたびG.Itoya1階で2月5日(火)より開催するイベントについて、ひと言メッセージをお願いします

たくさんの人々と出会うチャンスをいただけることに感謝します!

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今回のイベントではこのようなアイテムが並びます


COCO and WondRous Gang Market
開催期間:2月5日(火)~18日(月)
場所:G.Itoya1階 あづま通り側イベントスペース

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