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ファーバーカステルアカデミー

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2018.08.22

最高の道具で描く。第1回 ファーバーカステルアカデミー at Itoyaについて

現存する世界最古の鉛筆メーカーとして世界中にファンを持つ「ファーバーカステル」。
250年以上の歴史を持つ同社が、
ドイツで開講しているアートスクール「ファーバーカステルアカデミー(Faber-Castell  AKADEMIE)は、
伝統に裏付けられた品質の画材と、20年にわたって築きあげてきたカリキュラムを通じて多くの芸術家を輩出しています。

ドイツ国外初の分校が、2015年に銀座・伊東屋にて開講した「ファーバーカステルアカデミーat Itoya」です。
今年で4年目となる今年も、2018年10月より2018年度期の講座が開講いたします。
開講に先駆け、連載形式でコンセプトや講座概要などをご紹介してまいります。
ぜひご覧ください。

第1回 ファーバーカステルアカデミー at Itoyaについて 
第2回 カリキュラム紹介(基礎コース)
第3回 カリキュラム紹介(テーマ別コース自然と植物)
第4回 カリキュラム紹介(テーマ別コースポートレート)
第5回 最高の道具とは ファーバーカステルについての紹介
第6回 画材・額装について
第7回 講師について
第8回 Excursionについて
第9回 展覧会について
第10回 研修旅行について

第1回 ファーバーカステルアカデミー at Itoyaについて
1.ファーバーカステルアカデミーってこんなところ
ファーバーカステルの本国・ドイツでは「ファーバーカステルアカデミー」という、
アートスクールを20年以上にわたり開講しています。

ファインアートやデザイン、アートセラピーなど、多彩な講座があり、
期間も2~3年かけて学ぶコースから3日間ほどのワークショップまで様々です。

多くは仕事を持ちながらでも通えるように配慮がなされており、キャリアアップや異なる分野へのチャレンジが支援されています。

ドイツ式、とひとことでまとめてしまうのは強引かもしれませんが、生徒の自主性を尊重し、
他人との対話を通して「個」を成長させようという姿勢は、大人になって改めて学ぶ場には相応しいものです。

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2.こんなことを学びます
そんなファーバーカステルアカデミーのドイツ国外初の分校として設置されたのが、
「ファーバーカステルアカデミー at Itoya」です。

2015年より開講したファーバーカステルアカデミー at Itoyaは、
「美しいと感じる心、表現したい気持ちをかたちにすることができる場」を目指しています。

そのための絵画の基礎を学ぶ講座として、「モノクロームコース」と「カラーコース」をご用意しています。
講師はドイツのファーバーカステルアカデミーで研修を受け、それぞれの経験と解釈を加え、講義を行っています。

●「基礎コース」
初めて受講される方におすすめのコースです。絵画の基礎となるモノクロームを中心に画材の使い方から学んでいきます。
モノクロームとは直訳すると「ひとつの色」を意味し、単色で描画することを指します。
10~2月の全10回の講義の中では、描くモチーフや空間の捉え方から影や光の描き方、
画材毎に異なる線描のトレーニングなどを重ね、それぞれに描きたいモチーフを見つけて、課題製作に取り組んでいきます。

●「テーマ別コース」
モノクローム中心の基礎コースから一歩進んで、色そのものへの理解を深めるところから色の組み合わせによる効果、
陰影の描き方、質感の表現などに取り組んでいき、
技法や構成についても学びます。描くモチーフにより、複数のコースに分かれます。

ドイツのスタイルを継承し、講師は受講者の意見を聞き、
対話をしながらそれぞれの描きたいイメージや技術に応じた指導をしていきます。

初めての方でもテーマ別コースを受講することは可能ですが、基礎的な内容を踏まえて講義を行うため、
基礎コースからの受講をおすすめしています。
高校生以上の方が対象で、平日昼・夜と土曜のクラスがあり、夜の時間帯はお仕事帰りに受講される方も多くいらっしゃいます。
「昔絵を描くのが好きだったけれど、しばらく遠ざかっていて、今からでもまた描けるかな...」
「趣味が旅行なので、旅先でスケッチをしたいと思い始めた。」と、
皆様それぞれの目標や思いがあって受講され、絵を描く楽しさを思い出せてよかった、というお声を多数頂いています。

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3.展覧会と遠足があります
ファーバーカステルアカデミーat Itoyaの受講生を対象に、銀座・伊東屋にて、課題作品を展示する展覧会を開催いたします。

講座の中では、作品を額装するためにフレームとマットを選ぶ時間を設けています。
フレームとマットの組み合わせ次第で作品の印象がかなり変化するので、
自分の作品を「どう見せたいのか」を考える機会にもなります。

講座のスケジュールとは別に、不定期開催・任意参加で、Excursion(スケッチ遠足)も開催しています。
これまでは土曜日の日中に集まり、根津神社や横浜の三渓園、浜離宮などに出かけてスケッチをしました。
屋外でのスケッチは短時間で特徴を捉えて描くトレーニングになります。


4.講師について
ファーバーカステルアカデミー at Itoyaの講師は現在2名。
岩村マグダレーナ講師と、山本水葱(なぎ)講師です。

ファーバーカステルの本拠地と同じドイツ・ニュルンベルク出身の岩村マグダレーナ講師。
ドイツ国内で美術工芸の教師として教鞭をとり、現在は岩村アトリエにて企画・アートディレクションを担当しています。

授業はもちろん日本語で行いますが、美術用語や表現に関する言葉など、
ドイツ語での表現がしっくりくることもあり、そういったやりとりも理解を深めることに一役かっています。
また、海で拾った漂着物や、道端の葉っぱや草花など、季節に応じたモチーフのセレクトも楽しみのひとつです。

山本水葱(なぎ)講師は、東京芸術大学デザイン科を卒業。
美大予備校の講師や絵画スクールの講師を経て、ドイツでの研修を受け、
2015年よりファーバーカステルアカデミー at Itoyaの講師をしています。

自身の作品はリアリティのある油絵制作が多く、緻密な作風そのままに的確で丁寧な指導が人気です。
葱を描くのが好きでペンネームを水葱にしたというお茶目な一面も。

どちらの講師の講座も基本となるカリキュラムはありますが、
受講者の興味や技術のレベルに合わせて課題やテーマを設定し指導します。

ファーバーカステルアカデミー at Itoyaの授業は、受講者の方に合わせてカリキュラムを変容させていきます。
講師の作例を見て「同じように描く」ということはなく、
受講者それぞれが、「自分だけの視点」を探しながら描いていくことを目指しているため、
「今回はこれを描きます」というゴールがあるわけではありません。
受講者の「描きたい」気持ちを岩村マグダレーナ講師、山本水葱講師がサポートしていきます。

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5.申込方法

お申し込みは、銀座・伊東屋G.Itoya8階パピエリウムにて承ります。
講座費用は店頭でのお支払またはお振込での承りとなります。

講座代金:基礎コース95,000円+税 テーマ別コース115,000円+税
定員:各クラス4名
お申し込み期限:9月末
※画材は、一部を除き講座内での備品をお使いいただきます。
自由に使えるファーバーカステル社の鉛筆・パステル・色鉛筆を用意しております。追加でのご購入は任意となります。
受講者の方にお渡しし、お持ち帰りいただける画材は以下の通りです。
 ・9000番鉛筆 6硬度デザイン缶セット
 ・練り消しゴム
 ・カステル9000番2穴ジャンボシャープナー
 ・アカデミーオリジナルスケッチブック
 ・クロッキーブック