K.ItoyaB1 中井 絵津子 銅版画展「線は星につづく」 10月16日(金)～31日(土)

店舗詳細

K.Itoya B1Fフレームコーナーにて、中井絵津子銅版画展「線は星につづく」を開催いたします。

小人や動物たちが登場する、ストーリー性溢れる銅版画を生み出す中井絵津子さん。
画面いっぱいに広がる情緒豊かで繊細な世界は、
見る人の心にポッと温かい光を灯してくれるようなほっこりする作品ばかりです。
新旧の銅版画作品を約40点、可愛らしい小さなオブジェのペケーニョ人形、ペケーニョハウスを展示・販売いたします。

作家プロフィール

中井絵津子
東京生まれ
御茶の水美術専門学校グラフィックデザイン科卒業
Ｇ.デザイナーとして、印刷会社や広告プロダクションにて勤務。
その後、フリーイラストレーターとして活動。
1994年頃に銅版画と出会い、その後の個展では銅版画が中心となる。

1993年〜2019年　表参道や国立、銀座などで個展18回
東京女子医大病院外来新館小児科待合室　壁画デザイン担当
「その日から読む本」宝くじ高額当選者用読本／挿画担当
1999年　鳥取県人権センター主催　人権絵本コンテスト入賞
「装画を描くコンペティション」vol.11・14入賞　
2015年・2017年・2019年　カダケス国際ミニプリント展（スペイン）入選

その他、新聞、雑誌や広告、装丁、挿絵、広報誌、パンフレット、社内報、カレンダーなど
イラストのお仕事をさせていただいています。

物語が始まる、その瞬間のような絵、
ジッと見ていると、その中に入り込んでみたいと思う絵が描きたいです。
心地良いだけでなく、少し怖いような歪んだ空間にも惹かれます。

https://ekoluka.wixsite.com/mysite

作家メッセージ

街から人が消えた今年の春。
楽しみにしていた計画は消え、ニュースでは不安を煽る言葉が流れました。
通っていた工房もしばらく閉鎖となり、銅版画制作もストップ。
そんな中でも、私がいつもと変らない気持ちでいられたのは
２つの「ソウゾウ」のおかげだったと思います。
想像と創造。
出来ない事を嘆くより、出来る事を楽しむ。

鉛筆やニードルの細い先から紡いだ線。
１本の線は、たくさんの想像の世界へと繋がっていきます。
線が森になり、空を埋めて、星につづく。
そんなささやかだけど、私の大切な世界の一端を
ご覧頂けると嬉しいです。
未だ世界は行動を制限された中です。
私の作品が、観てくださった方々の、心の散歩のお手伝いが出来ますように。

皆様のご来場をお待ちしております。